ディープラーニング顔認証システム "FacePRO" は当社製の指定ネットワークカメラと、サーバーにインストールした顔認証ソフトウェアによって実現する、監視システム用途の顔認証システムです。
WV-ASF950をインストールしたコンピューター(以降、本機と略します)は当社製の指定ネットワークカメラにて撮影された人物の顔画像を受信し、顔画像および、顔の特徴情報をデータベースに蓄積します。
登録済みの人物と判定された場合、または未登録の人物と判定された場合※のアラーム通知や、本機に対応したクライアント端末からの操作により特定の人物を検索することができます。顔認証は活用シーンに応じて『登録顔/未登録顔検知モード』、『登録顔検知モード』の2つのモードから選択できます。
※本機能はシステム内で混在させることはできません。(WV-ASF950、WV-ASE231W)
[ご注意]
顔認証サーバーソフトウェアには、電気錠との連動機能や入退室履歴連携の機能はありません。
インテリジェントオート(iA)機能 + ディープラーニングで強化した顔認証エンジンで、認証困難だった角度・シチュエーションを克服
顔認証性能 | WV-ASF950 |
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顔向き最大角度 ※2 | 左右 45° 上下 30° |
最低顔サイズ | 30 pixel (目間15 pixel) |
※2 顔の一部が隠れている場合はこの限りではありません。
被写体の状況に合わせて最適な撮像モードを自動設定
カメラ自らが「移動物体」・「移動速度」・「顔」・「光量(昼・夜)」 を自動検知し、最適な証拠画像を得るために リアルタイムでカメラの設定値を自動最適化します。移動する人の識別を可能にし、設定が難しかったダイナミックに変化する監視シーンに対応。
顔ベストショット技術によるデータ容量軽減で、システムトータルコストを抑制
顔ベストショット搭載カメラにより、高度認証に必要な画像のみ送信することでサーバーにかかる負荷を抑えることが可能。
登録・未登録の人物を検知して、アラーム通知
例 : ビル・オフィス
登録されていない人物(部外者など)を検知し、アラーム通知します。
例 : 小売店舗
あらかじめリストに登録した人物(不審者など)を検知し、アラーム通知します。
各エリアごとに登録顔検知、未登録顔検知のいずれかを設定可能
ご使用時のご注意
「誰が・いつ・どこで」が視覚的にわかりやすく
操作性・モニター表示の向上 : 検索結果のタイムライン表示の改善
※1つのサーバーに対して同時に検索できるクライアントは1台です。
※1つのサーバーに対して同時に検索できるクライアントは1台です。
顔検出した人物の年齢と性別を判定します。年代は、10代以下、20代、30代、40代、50代、60代以上で色分けし、男女別に集計して結果をグラフで表示します。来店者の傾向が日ごと・週ごとに大まかに把握できます。
※CSV : Microsoft Excel などの表計算ソフトで編集可能なファイルです。
ご使用時のご注意
顔認証・顔検索・年齢/性別判定は、不均一な光や光の状態変化、顔の向き、装身物、被写体の速い動き、強い外光の影響等により非動作、精度低下を生じます。
照度が100 lx以上ある環境でのご利用を推奨します。また、同時に多くの人を撮影すると検出もれや検出時間の遅れを生じます。顔検出対応カメラの事前調整が必要です。