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データアーカイバー LB-DH8 シリーズ生産終了
データアーカイバーLB-DH8シリーズは、ますます高まるデータセンター・ビジネスの長期保存用途に応える、スケーラブル光ディスクライブラリーシステムです。パナソニックの光ディスクドライブ技術、メディア技術、そして高度なロボティクス技術を結集することにより、長期保存に適した高い信頼性とともに、データの増大にスケーラブルに対応するモジュール拡張構成を実現しました。
光ディスク12枚を格納したデータアーカイバーマガジンは、1本あたり1.2TBのデータ保存が可能です。これを76本まで装填可能なベースモジュール(マガジン録再装置)と拡張モジュール(マガジン装着装置)は1モジュールで最大91.2TBの大容量を備えます。システムは、このベースモジュール、ボトムモジュール(マガジン移送装置)、拡張モジュールの3種類のモジュールと、マガジン管理ソフトウェアを組み合わせる構成になっています。
19インチラックに拡張モジュールを増設することで、データ量に応じたフレキシブルなシステム構成が可能です。最大7台のモジュール構成時には、1ラックで最大638.4TBの大容量を実現します。
データアーカイバーには、RAID 技術を応用しています。12台のドライブユニットでデータアーカイバーマガジンに格納した12枚の光ディスクを並列動作することにより、最大216MB/sの高速データ転送性能と、不測の障害からデータを保護する高い信頼性を確保しています。100年※1の保存寿命により定期的なデータ移し替え不要な光ディスクメディアと、スタンバイ時わずか7W※2の低消費電力によりデータセンターの運用コスト削減に貢献します。
※1: パナソニックにて温度30℃、湿度70%の環境下で実施中の加速度試験に基づいた推測値であり、保証するものではありません。
※2: 最小構成(ベースモジュール+ボトムモジュール)の場合(DC24V入力時)