技術情報

複合機・ファクシミリ用PCアプリケーション「Panafax Desktop」、「ネットワーク装置設定 / アドレス帳編集」と「Web Device Monitor」のセキュリティ脆弱性対処に関するお知らせ

お客様各位

2021年 2月5日

日頃はパナソニック製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

「Panafax Desktop」、「ネットワーク装置設定 / アドレス帳編集」と「Web Device Monitor」において脆弱性（DLL hijacking）が確認されました。

※該当PCアプリケーションは、ビジネスFAX（生産完了品）およびビジネス複合機（生産完了品）に接続して使用するソフトウェアです。

内容

悪意をもったユーザーによりPC内のファイルが入れ替えられた場合に悪意のあるコードが実行される可能性があります。

脆弱性を回避する手段

該当PCアプリケーションは、サポートを終了しておりますのでアンインストールをお願いします。

脆弱性の脅威を低減する手段

PCに悪意を持ったユーザーがログインできないようにアカウントの管理を行うことで脅威を緩和することができます。

脆弱性のあるPCアプリケーションとバージョンについて

PCアプリケーション名：PanaFax Desktop

ファイル名	対応OS	バージョン
pdt061006.exe	Windows 98 Windows Me Windows NT 4.0	4.03まで
pdt111216.exe	Windows 2000	4.72まで
pdt150114.exe	Windows XP Windows Server 2003, 2003R2 Windows Vista Windows Server 2008, 2008R2 Windows 7 Windows 8, 8.1 Windows 10 Windows Server 2012, 2012R2	4.75まで

PCアプリケーション名：ネットワーク装置設定 / アドレス帳編集

ファイル名	対応OS	バージョン
nme061006.exe	Windows 98 Windows Me Windows NT 4.0	2.24まで
nme111216.exe	Windows 2000 Windows XP Windows Server 2003, 2003R2 Windows Vista Windows Server 2008, 2008R2 Windows 7	4.02まで
nme121214.exe	Windows 8, 8.1 Windows 10 Windows Server 2012, 2012R2	4.02まで

PCアプリケーション名：Web Device Monitor

ファイル名	対応OS	バージョン
wdm071122.exe	Windows 2000 Windows XP Windows Server 2003, 2003R2 Windows Vista Windows Server 2008, 2008R2 Windows 7	1.00.026まで