Let's Kyojo Project 編集後記

今回の産学連携は、「学生と一緒に考えるPC選びサイト」の
リニューアル制作
「サイト制作は初めて」という
京都女子大学のレッツノートユーザー7名の
学生様と、共同で取り組みました。
調査・企画・デザインまで、「学生のリアルな目線」に
とことんこだわって
作り上げた、
その舞台裏をレポートします。

Let's note×京都女子大学 REPORT

京都女子大学

京都女子大学

今回お取り組みをした京都女子大学様は、「らしさをつよさに未来をひらく」をスローガンに掲げ、一人ひとりの しなやかに強く生き抜く力を育み、「社会をつくるひとり」の育成を志しています。今回は学部間の交流を経て、7名の学生様に「大学生のためのPC選びサイト」共同制作・企画に携わっていただきました。

1st monthオリエンテーション

レッツノートを「知る」

この日は、パナソニック レッツノートの商品開発担当者から商品内容をレクチャー。商品の歴史、多くの企業・ビジネスマンに選ばれる理由、どのようにデザインが出来上がったかなど、普段知ることのできないレッツノートの裏側を学びました。

親睦を深め、次回に

ファシリテーター役の先生方のご挨拶、そして学部を超えた交流が始まります。
次回集まる日までの課題が出され、オリエンテーションが終わった後も積極的に質問しにいく学生の姿がありました。

2nd monthプレゼンテーション

レッツノートのターゲットを「分析する」

この日はリニューアルサイトの方向性を決めるとても大切な日。3組に分かれてワークショップを通じ、ターゲットであるペルソナのマインドを徹底的に考えました。

ターゲット1
高校を卒業後、進学が決まっている18歳の高校3年生(女性)。大学で使うPCを探しているが、何から調べたら良いかわからない状態。
ターゲット2
大学進学が決まっている自分の娘に、PC購入を検討している50歳の母親。せっかくなら良い性能のPCを購入したいので、しっかり調べたいと考えている。

PC購入までの「ストーリーを考える」

初めての作業にとまどいながらも、自分たちと同世代であるペルソナになりきって課題点と納得ポイントを洗い出しました。また、PC購入には親御様の判断が発生することもふまえ、「親世代」の立場もしっかり考察し、PC購入に至る過程を熟考しました。

「アウトプット」も視野に入れて

意見を出し切ったあとは、それをどのようにサイトのコンテンツに落とし込むかのステップへ。限られた時間の中でまとめ上げ、サイト制作のイメージをわかせました。

3rd monthプレゼンテーション

3チーム3様の見事なプレゼン

持ち時間は1チーム20分。
3チームに分かれてのプレゼンテーションは、それぞれがワークショップでアウトプットした内容を一つのフレーム(構成案)に落とし込み、サイトのテーマ、ストーリー、コンテンツの案を思い思いに発表しました。

先生方・パナソニックのエキスパートからの講評

短期間で磨き上げられた見事なプレゼンは、とても評価に値する内容でした。
素晴らしい内容だからこそ、その分求められる内容も高くなったプレゼンテーション。次回までに、3つのチームの案を一つにまとめあげる課題を出しました。

サイトコンセプトは
「大学生活のその先も一緒に!
自分に合ったPC選びガイド」

限られた大学生活の期間だけでなく、「卒業してからもその先も長く使えること」がレッツノートの最大の魅力。サイトを訪れるユーザーへ一番伝えたいメッセージを再認識し、一つのサイトにまとめあげるためのポイントをプロからレクチャーし、二週間後を迎えることに。

Web会議

最後の追い込みはWeb会議に挑戦

学生ならではのPC選びの視点を活かし、ようやく一つのデザインが出来上がりました。本番公開までの残り二週間でWeb会議の形式を二回とり、プロからデザイン面で編集した内容・改善点をフィードバックし、チャットも活用しながら意見を交わしました。
パナソニックの想い、学生ならではの意見、デザインの流れを公開ぎりぎりまで確認し、こだわり抜き、入念にチェックを行いました。

  • プロからのフィードバック
  • 宿題のチェック
  • コーディングのチェック

待ちに待ったサイトが公開!

約3ヵ月にわたりようやく完成!サイト制作はほぼ初心者の学生様7人の力が一つになり、とても素敵なサイトが立ち上がりました。皆さん、本当にお疲れ様でした。

Interview

  • 現代社会学部
    現代社会学科
    長柄 まりも さん

    今回のグループ活動で得られた経験値はとても大きいものでした。自分たちの意見を出し合い時にはぶつかり合って折衷案を出して、サイト案が完成した時は今までにない達成感がありました。ただ、その頑張りが絶対に評価してもらえるのではない厳しさも味わいましたが、何がいけなかったのか反省をするいい機会にもなりました。プロジェクトに参加できてよかったです。

  • 家政学部
    生活造形学科
    石﨑 晴日 さん

    今回の取り組みでペルソナに関して考えを深めていくところが印象に残っています。実際に企業に勤めると、このように会議が行われているのかなと想像できました。とてもいい経験ができ、今回初めてのプロジェクトでどうなるかとても不安でしたが、私の中では成功してよかったと思います。レッツノートがなぜこのような構造・形なのかをきちんと理解することができました。私個人としては打ちやすいキーボードがお気に入りです。

  • 家政学部
    生活造形学科
    桜井 和佳 さん

    大勢でひとつのものを作る経験ができ、チームで活動をする上でコミュニケーションがいかに大切かということを学びました。伝えるべきこと・伝える人・込めたいもの・それに応じたイメージをより明確にし、視覚化することが必要だとわかりました。この取り組み中は驚きと感動の連続で、普段使っているレッツノートには長い歴史があり、隅々までこだわり抜かれた製品であることが知れ、今後より大切に使いたくなりました。

  • 家政学部
    生活造形学科
    谷沖 茜 さん

    もともとwebサイトのデザインに興味があり、このプロジェクトに参加しました。他学部との交流によって、違う角度からの視点や意見を交わすことや、お互いの特技を活かした作業ができたので、今後また機会があれば是非取り組みたいですし、これらの経験を将来にも活かしていきたいです。

  • 現代社会学部
    現代社会学科
    西村 綾乃 さん

    今回、企業様・先生方という多くの大人の方の前で20分ものプレゼンをしたことがとても印象に残っています。同じグループのメンバーと何度も話し合いをしながら、資料の作成や発表の練習に取り組みました。初めてWeb会議を体験したり、みんなで考えた案がサイトになり、公開されたことにすごく感動しました。限られた期間でしたが、頑張ってきて良かったなと思います。プロジェクトで学んだ知見を今後の学校生活や進路研究に役立てていきたいと思います。

  • 家政学部
    生活造形学科
    田畑 絵梨奈さん

    ペルソナを用いてのマーケティングの流れが学べたこと、グループのみんなでサイト案をまとめたことが印象に残っています。
    実際にできあがったサイトは、爽やかで大学生らしい、魅力的なサイトになったと思います。大学生のうちから企業と関わることはなかなかない機会だと思うので、今回貴重な体験ができました。

  • 現代社会学部
    現代社会学科
    池田 茉代 さん

    学生のうちから企業の方と何か作り上げられる貴重な経験になるのではないかと思い、今回のプロジェクトに参加しました。同じ目的で企画を考えてもいろんな形のサイト案が出たので、とても面白かったです。企画を練るために連日レッツノートを使用していましたが、バッテリーが長持ちするので充電を忘れていても安心して使うことができました。このような経験を学生のうちにすることができて本当に良かったです。ありがとうございました!

<担当者より>

  • 京都女子大学
    現代社会学部
    現代社会学科
    准教授 中山 貴夫

    学校生活以外で直接顔を合わせる機会があまりないなかで、ワークショップ終了後すぐに学生同士で役割分担や締め切りを決めるなど、意欲的に取り組んでくれたと思います。Teams上でファイルのやり取りをして資料を仕上げていく過程などが見ていて楽しかったです。

  • 京都女子大学
    家政学部
    生活造形学科
    准教授 江口 淑子

    会議や、プレゼンをするごとに学生の皆さんがいきいきと輝いていったのが印象的でした。新型コロナウィルスの影響で大変だったと思いますが、Web会議も経験でき、実践的に多くの大切なことを学べたと思います。

  • 京都女子大学
    情報システムセンター
    課長 姑射 博章

    いろいろな垣根を超えた人間関係の中で活動する「実体験」をしてもらえたと思います。
    また、当たり前のようにある便利なものが、多くの人達の思いと努力によって成立していることも実感してもらえたと思います。
    さらには、将来仕事に就いた時にいかに人間関係が大切であることもわかってもらえたのではないでしょうか。
    パナソニックの皆さま、細かいご配慮をいただきありがとうございました。

  • パナソニック(株)
    コネクティッド
    ソリューションズ社
    モバイルソリューションズ
    事業部 営業企画部
    営業推進課 峯嶋 進

    今回、現役大学生の「パソコンの利用状況を知る」、「学生にレッツノートの魅力を知ってもらいたい」という背景で企画が始まりました。
    京都女子大学様には、学生様はもとより講師の方々・事務局皆様を含め積極的に取り組んでいただき、結果的にそれぞれに新たな発見があったのではと思っています。学生様には、今回の経験をきっかけに色々な事にチャレンジしていただけたらと思います。その時に、レッツノートが学生様のお手伝いを出来ていたら嬉しいですね。

  • パナソニック(株)
    コネクティッド
    ソリューションズ社
    モバイルソリューションズ
    事業部 法人営業部
    米田 弘史

    本サイトの企画立案から完成まで、京都女子大学の有志の皆様と講師の方々のご支援もいただきながら見事に完成していただきました。新型コロナウィルスの影響で急遽Web会議での進行をしましたが、ほとんどの学生様が初めてのWeb会議だったにも関わらず見事にこなしていただき、素晴らしい仕上がりになったと思います。

  • Let's note

    パナソニック システム
    ソリューションズ ジャパン
    株式会社 関西社
    パートナー営業本部
    関西営業課
    中上 真吾

    学生皆様に意欲的にご参加いただいたこと、京都女子大学様の多大なバックアップにより素晴らしいページを作成いただきました。このような学校課題だけでなく、卒業までの相棒としてレッツノートを活用していただければと思います。また、企画を通じて感じたレッツノートの良さを広めていただければ、大変嬉しく思います。

Let's note

Message

「大学生の学びを止めない」レッツノート。
今回はレッツノートを実際に使っている学生様ならではの
視点をお借りして、
PC選びサイトを制作しました。
多くの学生様にとって、
PC選びのヒントになることを願っています。

大学生活のその先も。未来をみつめたPC選びを。
パナソニックはこれからも教育の現場を支えていきます。