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教育の現場を、
パナソニックが支える。

Academic-Industrial Alliance

産学連携の取り組み

教育の現場に欠かせないノートPC。
これからの未来に必要とされるPCの姿を、
学生と共に考える企画、それが今回の産学連携。
教育の現場を支え、そして、学生の「考える力」を養う。
そんなサポートができればという想いで、
今回の取り組みが始まりました。

パナソニック × 日本工学院専門学校 REPORT


日本工学院

今回お取り組みをした日本工学院専門学校様は、5カレッジ26学科、多彩な業界を目指すことができる東京蒲田の総合専門学校。今回はプロダクトデザイン科の学生様に、レッツノートの商品企画に携わっていただきました。

Day1 オリエンテーション

「商品そのもの」を知ることからスタート。
全員が意欲的に質問をし、
商品コンセプト立案に向けて
イメージを固めていきました。

まずは商品開発の舞台裏を知る

今回の課題対象である「レッツノートPC」を知っている学生の割合は半々。まずは商品そのものの特長や歴史、販売台数シェア率、購入された方のリピート率など、現状をレクチャー。

ビジネスパーソンに選ばれる理由とは

レッツノートは、「どこにいても、どんな状況でも、決してビジネスを止めてはならない。」そんな信念から生まれたモバイルパソコン。ビジネスの現場で頼れる相棒として定評のあるレッツノートが、これからの未来に向け、さらに役立つには。

テーマは、「5年後のレッツノート」

課題テーマ:
あなたはパナソニックでレッツノートの商品企画を担当しています。ある時、上司より『5年後のレッツノートの商品コンセプトを立案してほしい!』と言われました。あなたなら、どのような商品コンセプトを立案しますか?

ターゲットの職種
製薬会社のMR
新聞記者
飲食業界の営業マン
商品コンセプトを考えるうえでのポイント
商品を購入したお客様が得られるベネフィット
たった一言で商品をイメージ出来るフレーズ
使用シーンを支える、お役立ちする商品の特長
論理的理由となる考え方
ベネフィットと商品の特長のみ考える
誰でも納得する理由、数字的根拠を示すとよい
マーケティング手法やフレームワークを使う

レッツノートを間近で感じる

一通りレクチャーを受けたのち、実際のレッツノートを体感。カタチ、軽さ、部品の細部まで観察。ビジネスを止めないための基盤が凝縮されていることを体感。

その裏では

パナソニック社員と講師とで、念入りに今後の進め方をすり合わせ。学生の皆さんに得てもらいたい「社会人に必要なスキル」という想いが、よりふくらむ瞬間。

Day2 中間発表

全体講評から始まった二日目。
期日までに中間発表用の資料を提出し、
緊張感が高まる中、
ひとりひとりが丁寧に
プレゼンテーションを行いました。

商品開発者からのフィードバック

パナソニック商品企画担当者より直々に前段講評。「各自がリサーチした対象職種の現在の仕事内容はよく分析ができている」「一方で、単なるアイディアを書いている」「アイディアをストーリー立てていない」「5年度の仕事で困る(役立つ)ことを書いていない」など課題感をストレートに伝達。

それぞれの想いを、カタチに

今出せるチカラを精一杯、まずはがむしゃらに発表。目の前には審査員。仲間も見ている中でのプレゼンは緊張感が高まる。

学生も真剣。社員もぶつかりにいく

オリエンテーション時から何度も伝えている「論理的要素」が足らない。「着目点はよくても、企画書の書き方があともう一歩」といったような、実際の会社で会話されるような講評を、学生相手に厳しく、惜しみなく伝える。

仲間の発表に、刺激をもらう

ひとりひとりの発表を終えて鳴る拍手。自分にはなかった視点や考え方に感嘆する学生。焦りを覚える瞬間。仲間の発表を聞きながら互いに成長していく。

Day3 最終発表

これまでの総仕上げ。
中間発表で厳しく指摘されたところを
重点的に見直して、
堂々と最終発表を迎えました。

これまでの総仕上げ

PCへの関心が浅い状態だった学生が、商品そのものだけでなく、PCのこれから(社会市場)を考えた提案ができるようになっていた。

何度も修正して、とことん考え抜いた

何人もの学生が、前回指摘した点を磨き上げ挑んだ最終発表。そのたくましい視線は見ちがえるほどに。

レッツノートの特長を最大限に活かすアイディアを、ここに

学生ならではの視点で考える「5年後」の社会、そしてビジネスパーソンにお役立ちできるPCとは、何か。
例えば、レッツノートの軽さ・持ち運びのしやすさを活かし、片手で持てる利便性の追求など、多彩なアイディアが拡がっていった。

講評は、厳しくも、奮い立った

「これで終わりにしないこと」「悔しいと思う部分は、とことん考え抜くこと」
そう告げて、これからにつなげていく。単なる企業課題ではなく、これからの人生に、社会に出たときに糧となる経験になった。

インタビュー
Interview

  • 新沼 里桜さん(最優秀賞)
    デザインカレッジ 
    プロダクトデザイン科

    プレゼンはすごく苦手だったので、めちゃくちゃ練習しました。論理的に、と言われていたので、発表する全てのことに図や説明をつけたり、たくさんある情報を一つにまとめるのは大変でした。評価していただけてよかったです。

  • 宮内 大樹さん(特別賞)
    デザインカレッジ 
    プロダクトデザイン科

    中間で指摘されたことを最終発表に向けてちゃんと調べて、自分なりに努力しました。賞を頂けるとは思ってなかったので素直に嬉しいです。レッツノートのことも初めは知りませんでしたが、商品のことをちゃんと知って、すごさが分かりました。アルバイト先のカフェでも使っている人が多いなと気づくようになりました。

  • 古津 梨花さん
    デザインカレッジ 
    プロダクトデザイン科

    最優秀賞に選ばれなかったのは残念ですが、自分らしさを出した点で評価していただけたなら、良かったです。私は新聞記者をターゲットにしていましたが、子供向けの視点を取り入れたことによって、テーマとずれてしまったかなあという反省点は残りますが、課題に取り組んでみて楽しかったです。

  • <担当者より>

    日本工学院専門学校
    プロダクトデザイン科 
    加賀 武見 講師

    「論理的」というキーワードは、学生にとって初めての課題で、且つ、「5年後」のあらゆることを分析することは非常に難しかったと思います。でもその難しい課題に対してよく調べ、期日までにしっかり仕上げてきたのは全員に共通して達成できたことだと思います。

  • パナソニック株式会社
    コネクティッドソリューションズ社
    モバイルソリューションズ事業部
    マーケティングセンター 
    商品企画部 商品企画2課
    小林 俊夫 係長

    私でも5年後のことはわからないと感じる中、この課題はハードルが高いと思っていましたが、私自身とても勉強になりました。貴重なご提案をいただけた良い機会になりました。また最終発表のプレゼンを聞いていて、繰り返し何度もお伝えしてきた「論理的に考える」という視点が、学生の皆さんにも伝わったようにも思います。是非今後もその視点をもっていただきたいと思います。

  • パナソニック株式会社
    コネクティッドソリューションズ社
    モバイルソリューションズ事業部
    法人営業1部
    吹田 恵樹 係長

    学生の皆さんの真剣に取り組む姿に、私も刺激を受けました。今回の取り組みを通じて我々の活動にも活かしていけると実感しています。このような機会をいただきありがとうございました。今後皆さんがレッツノートのファンとしてユーザーになっていただけるととても嬉しいです。

メッセージ
Message

レッツノートを通じて、お困りごとを解決する。
お客様にとっての価値は何かを考える。
学生の皆さんと一緒に、考える。
パナソニックはこれからも教育の現場を支えていきます。

撮影協力:日本工学院専門学校様

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