イベントレポート
帰ってきた! 夏の風物詩「手づくりレッツノート工房」を開催しました。
2022年8月6日(土)、パナソニック コネクト株式会社 神戸工場にて20回目となる「手づくりレッツノート工房」を開催しました。毎年夏休みに実施している恒例イベントでしたが、コロナ禍の影響で実に3年ぶりの開催。今年も多数の応募のなかから抽選で選ばれた20名のうち、当日16名の小・中・高校生とご家族が、東は埼玉、西は鹿児島から集まってくれました。久しぶりの子どもたちの来場に、スタッフも一段と気合いが入っておりました。ご応募、ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
さて、記念すべき20回目となる今回は、14.0型の大きな液晶ながらスリムで軽くてバッテリーが長持ち、人気のFVシリーズ最新夏モデル「FV1」の組み立てに挑戦。本体や天板、ホイールパッドの色を選んで、参加者の皆さんそれぞれが世界に1台のオリジナルパソコンを完成させました。その他、工場やショウルームの見学、モノづくり体験イベントなど、お楽しみメニューももりだくさん。レッツノートと夏の思い出をご自宅まで持ち帰っていただきました。
神戸工場のご紹介
レッツノートは基板実装から組み立て、検査、出荷まで全て神戸工場。一貫生産のモノづくりで、徹底的な品質管理を実現しています。
組み立て教室
& 電池教室
いざ挑戦!世界に1台のパソコンづくり
組み立て会場は、工場の一角。普段はパソコンを生産している場所です。この日は一日限定の特設会場として、16人分の作業台を準備。安心・安全で楽しく組み立てできるようにと子どもたちに会えるのを楽しみに準備してきたスタッフたちが、少し緊張気味の子どもたちを出迎えます。
レッツノートを組み立てる作業台では、子ども1人に対して、先生が1人ついてサポートします。先生は、いつもは神戸工場でパソコンをつくっているプロ中のプロ。パソコンづくりはお手のものです。自己紹介をして、チームカラーごとのエプロンと、静電気防止のアースバンドをつけたら準備完了。さあ、組み立てが始まります。
いざ組み立て会場へ
会場には作業台がずらり
組立図を見ながら作業開始!
組み立て作業は、参加者一人ひとりの名前が入った組立図と、前方のスクリーンに映し出される先生のお手本をもとに進めます。工具や部品もわかりやすく分類されているので初心者でも大丈夫。「ゆっくりやっていこうね」と声をかける先生に、子どもたちは笑顔でうなずいていました。
冷却ファンの取り付けから始まった工程は、これまでの機種にはない小さな2.5㎜ねじを締める作業や、たくさんある細いケーブルの配線、小さなコネクターの接続と、とても細かな作業が続きます。「ケーブルがうまく通せない」「コネクターがうまく入らない」。子どもたちのSOSに先生がていねいに手助けサポート。22の工程を一つずつクリアしていきました。
FV1は、オンライン会議やオンライン授業に適したステレオスピーカーを備えています。スピーカーケーブルの配線や、大きくなった円形のタッチパッドの構造も組み立てながら体感できました。
組立図は工房オリジナル
先生と一緒に頑張りましょう!
うまくできるかな…?
スタートから1時間余りがたつと、組み立ても大詰め。集中力が必要な作業が続き、子どもたちの表情は真剣そのものです。最初はドライバーで小さなねじを締める作業も難しいそうでしたが、ドライバーの扱いにも随分と慣れた様子です。最後の工程は、バッテリーの取り付け。カチッと装着ができると、ようやくほっとした様子を見せてくれました。
難しいところは先生がサポート
博士、ぶ〜すけ、ロボミが応援!
最後のねじ締め!完成まであと少し
最後に、みんなで一斉に電源を入れてみます。一瞬の間を置いて、会場からは「ついたよ!」「ヤッター!」と歓声と拍手がわき起こりました。画面に表示されたのは、「Panasonic」の文字。がんばって組み立てた16人全員のFV1が無事起動した瞬間でした。
動き出したFV1の製品検査も自分たちで進めます。カメラ、キーボード、ホイールパッド、スピーカーと順番に動作を確認。先生と一緒に楽しみながらの検査も全員見事にクリアしました。
電源がついて拍手!
カメラで画面に自分を映してチェック
検査もクリア、レッツノート完成!
今年のレッツノート!
2022年夏モデルの最新モバイルパソコン「レッツノート FV1」を組み立てました。
電池教室も大成功
組み立て教室と同じ時間帯に、手づくり乾電池教室を別室で開催しました。こちらは、参加者と一緒に来られたごきょうだいが対象。単一型のマンガン乾電池をつくる教室です。亜鉛缶と二酸化マンガンで電池をつくって、ラベルに好きな絵や文字を書けば完成。世界に一つのオリジナル乾電池のできあがりです。
室内を暗くした点灯式では、乾電池からつないだ豆電球がピカっと光って大成功。参加してくれたみんなの笑顔も光っていました。
乾電池を作ろう!
ピカっと豆電球がついた
電池の勉強もしました
イベント体験
ゲーム形式での作業改善体験
昼食をはさんで、午後からはイベント体験や工場見学を楽しんでもらいました。まず紹介するのは作業改善体験。レゴブロックを1分間以内にどれだけ高く積み上げられるか挑戦しました。2回の挑戦の間には作戦会議の時間があり、「どうしたらもっと早く、正確に積み上げられるだろう」と話し合う親子の背中からはかなりの熱気を感じました。2回目で、1回目の2倍近くのブロックを積み上げた参加者もおり、達成感に満ちた笑顔を見ることができました。
家族で作戦会議
こんなに高くなりました!
ARでお買いもの
次に紹介するのは、タッチ&トライコーナー。ARを駆使した遊びを通して、未来の技術を体験してもらいました。会場内のQRコードを読み込むと、レッツノートやカメラなどのパナソニック コネクト製品情報がAR上に表示され、参加者はそれらを頼りに値段を予想。ショップでのお買いものに夢中になった子どもたちから「もっとやりたい!」の声が続出するイベントになりました。
ARの映像に集中
ARでお買い物
ショウルーム
& 工場見学
発見いろいろのショウルーム
午後もまだまだ盛りだくさん!次は工場1階のショウルームです。歴代のレッツノートやタフブックの開発秘話に耳を傾けたり、最新のモデルに触れてみたりしました。また、100kgfの力の加圧にも耐えるレッツノートの頑丈さを体験するコーナーでは、参加者の1人がおそるおそるレッツノートの上に乗ります。天板を開くといつも通りのレッツノート。心配そうな表情が安心の笑顔に変わりました。その他にも、案内役スタッフの説明を聞いてたくさんの発見をしてもらいました。
レッツノートに歴史あり…
レッツノートに乗ってみた!
アメリカのパトカーに大興奮
ショウルーム見学を楽しんだ子どもたちは続いて外のエントランスへ。するとそこには本物のアメリカのパトカーが!現地では、運転席にタフブックを搭載している車両があり、捜査やパトロールに役立てているのです。このパトカーも現役を引退後に日本へ。子どもたちは順番に運転席に乗り込んで、アメリカンポリスになりきって楽しんでいました。
本物のパトカーが登場!
初めてパトカーに乗りました
きびしい試験は驚きの連続
ここからはいよいよ神戸工場の中枢へ。まず、子どもたちが向かったのは環境試験室です。過酷な環境でもパソコンが正常に動くかどうかを調べる試験室で、0℃の寒い部屋と40℃の暑い部屋に入ってみます。40℃の部屋から出てきた参加者に感想を聞くと、「すごかった…」と一言。試験のきびしさを実感してもらえたようです。
さらにタフブックに放水銃で水をかける防水試験や、同じくタフブックを120㎝の高さから落とす落下試験も体験。どちらの試験にもびくともしないタフブックを見て、大いに驚いてもらいました。
工場見学へレッツゴー!
放水銃でタフブックを狙い撃ち
落下試験の高さにびっくり!
工場の生産ラインにびっくり
工場の生産ラインの見学でも、たくさんの驚きに出会ってもらいました。いつもは関係者以外立ち入り禁止のヒミツの場所に今回は特別に入ります。説明を聞きながらじっくり見学したのは、パソコンのメイン基板に部品を装着する実装ライン。目にも止まらない速さで動く機械は、1秒間に約30個という速さで部品を装着していきます。ライン見学終盤には自動搬送ロボットも登場。製造された部品を無人で運んでくれるロボットの動きに、子どもたちも釘付けになっていました。
機械がずらり
自動搬送ロボットも登場
参加者の声
山口県 小学6年生
冷却ファンの取り付けはとても難しかったけれど、いつもできない経験ができて楽しかったです。最後の電源がついたときは、「今まで間違ってなかったんだ!」と嬉しい気持ちになりました。参加できて本当によかったです。
お父さま お母さま
3年前から毎年ホームページをチェックしており、ようやく参加することができました。コロナで息子には寂しい想いをさせていたので、なにか良い思い出ができればと思ったことが応募のきっかけです。
最初はドライバーの扱いもたどたどしかったけれど、手の動きがどんどん良くなっていく様子が分かり、息子の成長が垣間見れました。感染にも気を遣っていただき、安心して参加できました。
兵庫県 小学6年生
参加できて楽しかったです。もともと細かい作業が好きなので、パソコンづくりも上手にできました。特に、小さいパーツ(コネクター)をカチッと挿し込むところが面白かったです。ありがとうございました。
お父さま お母さま
夏休みに行ける工場見学などを探していた時にこのイベントを見つけました。まさか当たるとは思っていなかったので、連絡を頂いたときは驚きました。
自分でつくったパソコンなので、家でも大事に使ってもらいたいと思います。今日作ったパソコンを今日持って帰れるのもすごいです!
弟は電池教室に参加しました。学校でちょうど直列つなぎ・並列つなぎを勉強したところだったので、これも楽しかったようです。
東京都 小学4年生
ネジを回すのが固くて難しかったです。パソコンづくりの最後の方で、バッテリーがうまくはまった時はとても嬉しかったです。電源が入って、検査も全部終わった時に「やったー!」と思いました。
お父さま お母さま
子どもに「ものづくり」の体験をさせたいなと思ったことが参加のきっかけです。インターネットで久しぶりの募集を見つけたので、応募しようと決めました。最年少での参加でしたが、サポートのおかげでやりやすかったようです。先生の方が丁寧に教えてくれたと娘からも報告がありました。ありがとうございました。
パソコンのようなITツールは、デジタル化が進む現代社会においてより必要不可欠な存在になります。子どもの頃から慣れ親しむ、ましてや自分で組み立てるという経験は、必ず参加者の今後に活かされると思います。このイベントには、もちろんレッツノートを広く知っていただくという目的もあります。しかし、私はそれ以上に、参加された皆さんとご両親の笑顔に触れる事が大好きで、そのために毎年実施していると言っても過言ではありません。それは当社の従業員も皆同じ気持ちだと思います。
今後、レッツノート工房参加者の中から、当社に入社される人がいたら、これほど嬉しいことはありません!いつかその日が来ることを楽しみにしております。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
坂元 寛明 理事長
矢吹 精一 校長
レッツノート工房は今回が記念すべき20回目の開催となり、ここまで続けてこられたのも皆さんのご支援のお陰であると、改めて深く感謝申し上げます。2020年、2021年は残念ながら開催できませんでしたが、この2年間も事前準備は行ってきており、今回の開催はその集大成となったと感じています。
従業員一同、無事開催できた事に安堵すると共に、楽しそうにモノづくりをしている子ども達の笑顔を見て、たくさんの感動をいただきました。
また、今年はコロナ禍での開催となりましたが、開催当日含め感染対策のご協力をいただきありがとうございました。至らぬ点があったかと思いますが、今後も皆さんに喜んでいただけるイベントとなるよう、従業員一同、努めて参ります!
今後ともレッツノートをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
手づくりレッツノート工房は、我々も心待ちしていたお客様と直接お会いできる貴重な機会です。3年ぶりに開催することが出来て本当に嬉しく思います。真剣な顔でレッツノートを組み立てていた子どもたちが電源を入れて笑顔になった瞬間が今も忘れられません。子どもたちの笑顔から私たちも活力をいただきました。
今回の手作りレッツノート工房を通して少しでもパナソニックとレッツノートを好きになっていただけたら幸いです。次回以降も引き続き手づくりレッツノート工房を開催しますので、ぜひ楽しみにしてください!
参加された皆さん、応募いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
池田 敢那 工房長
パソコンのようなITツールは、デジタル化が進む現代社会においてより必要不可欠な存在になります。子どもの頃から慣れ親しむ、ましてや自分で組み立てるという経験は、必ず参加者の今後に活かされると思います。このイベントには、もちろんレッツノートを広く知っていただくという目的もあります。しかし、私はそれ以上に、参加された皆さんとご両親の笑顔に触れる事が大好きで、そのために毎年実施していると言っても過言ではありません。それは当社の従業員も皆同じ気持ちだと思います。
今後、レッツノート工房参加者の中から、当社に入社される人がいたら、これほど嬉しいことはありません!いつかその日が来ることを楽しみにしております。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
坂元 寛明 理事長
レッツノート工房は今回が記念すべき20回目の開催となり、ここまで続けてこられたのも皆さんのご支援のお陰であると、改めて深く感謝申し上げます。2020年、2021年は残念ながら開催できませんでしたが、この2年間も事前準備は行ってきており、今回の開催はその集大成となったと感じています。
従業員一同、無事開催できた事に安堵すると共に、楽しそうにモノづくりをしている子ども達の笑顔を見て、たくさんの感動をいただきました。
また、今年はコロナ禍での開催となりましたが、開催当日含め感染対策のご協力をいただきありがとうございました。至らぬ点があったかと思いますが、今後も皆さんに喜んでいただけるイベントとなるよう、従業員一同、努めて参ります!
今後ともレッツノートをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
矢吹 精一 校長
手づくりレッツノート工房は、我々も心待ちしていたお客様と直接お会いできる貴重な機会です。3年ぶりに開催することが出来て本当に嬉しく思います。真剣な顔でレッツノートを組み立てていた子どもたちが電源を入れて笑顔になった瞬間が今も忘れられません。子どもたちの笑顔から私たちも活力をいただきました。
今回の手作りレッツノート工房を通して少しでもパナソニックとレッツノートを好きになっていただけたら幸いです。次回以降も引き続き手づくりレッツノート工房を開催しますので、ぜひ楽しみにしてください!
参加された皆さん、応募いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
池田 敢那 工房長
ご参加いただき、ありがとうございました。
レッツノートをぜひ勉強にも活用してください!
手づくりレッツノート工房 2022
スタッフ一同