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2004年4月12日

北京電視台、松下電器、大洋公司が合意−北京電視台スポーツチャンネル(アテネ五輪報道)向け、P2システムとデジタルネットワークシステムの共同開発で−

北京電視台(以下BTV)、松下電器と大洋公司(DAYANG)は、BTVのスポーツチャンネルの番組制作(アテネオリンピック報道を含む)に適合した、半導体メモリー技術(DVCPRO P2シリーズ)とノンリニアネットワーク技術に基づいた番組制用ワークシステムを共同で開発することに、このほど合意しました。

本合意に関する北京での調印式には、BTV劉敏(リュー・ミン)台長、劉平(リュー・ピン)副総工程師、松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社山田喜彦副社長、松下電器(中国)有限公司 張仲文(ジャン・ジョンウェン)副董事長、同社 広播電視系統公司 高木憲一総経理、中科大洋公司 姚威(ヤオ・ウェイ)総裁が出席しました。

BTVは1979年に設立された首都北京市にあるテレビ局で、職員数約2千名、合計8チャンネルを地上波と衛星で送信、視聴者数は2億人以上という、中国国内では中央電視台(CCTV)に次ぐ規模を持っています。現在BTVニュースセンターは放送用デジタルビデオ「DVCPRO 50」シリーズを全面採用し150台以上を使用しており、BTVニュース取材のメインフォーマットとなっています。

またBTVは、松下電器が開発した半導体メモリー(P2)技術と、大洋公司のネットワーク技術の優位性にたいへん強い関心を持っており、三者の共同開発は、スポーツチャンネルをメインに松下電器のP2技術とネットワークが結びついた次世代番組制作システムを確立させ、その制作効率を高めることを意図しています。

松下電器は1988年のソウルオリンピックより歴代のオリンピックに協賛し、特に2008年の北京オリンピックのオリンピックパートナーとなって以来、主催都市−北京市との協力関係を特に重視しています。テレビ放送の方面においては、BTVスポーツチャンネルにて当社の提供する新技術を用い、テクノロジーによるオリンピックへの貢献を目指しています。松下電器のDVCPRO P2シリーズと大洋公司のネットワーク技術は、BTVの2004年アテネオリンピックの報道中継のニーズに最適なものと言えるでしょう。

「DVCPRO P2」シリーズは、SD メモリーカードで培った当社保有の大容量、高速転送技術を応用した「P2カード」を記録メディアに使用した、放送業務用機器です。本シリーズは、従来の放送用デジタルVTR「DVCPRO」シリーズと記録データの互換性を持ち、半導体メモリーの高速転送・ITとの親和性や、従来のVTRやディスクのようにメカを必要としないことから耐衝撃・耐振動性に長じた特長を持ちます。

なお、本製品は来る4月19日から22日にラスベガスで開催されるNAB2004ショー(National Association of Broadcaster)に出展する予定です。