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・ 世界で初めて、IEEE1394によるHD信号伝送「DVCPRO HD over IEEE1394」に対応。
デジタルビデオ入出力ボードAJ-YAD120AG(オプション、IEEE1394準拠)を装着することにより、DVCPRO HD圧縮方式によるHDデジタルビデオ信号のIEEE1394による入出力が可能になります。HDテープはDVCPRO 50、DV(25Mbps)にダウンコンバートして出力することも可能です。
これに対応したノンリニア編集システム(アップルコンピュータ社Final Cut Pro HD※1、アビッドテクノロジー社 Avid Xpress Pro※2対応予定)は、HD-SDIによるHDベースバンド(非圧縮)信号による編集システムにくらべ、HD-SDI動画キャプチャーボードなど特別なハードウェアを必要とせず、また、高画質なDVCPRO HD圧縮信号(100Mbps)をそのまま、高効率にHDDにストレージすることが可能です。
※1:発売中。Apple(R), Mac(R), Final Cut Pro(R), and FireWire(R) are trademarks of Apple Computer, Inc., registered in the U.S. and other countries.
※2:HDサポート予定 : 2004年 第4四半期 (Mojo必須)。Avid Xpress(R), Avid Mojo(R) are registered in the United States (indicated by (R)) of Avid Technology, Inc.
・ 全てのDVファミリーのIEEE1394出力が可能※
また、HD1200Aには後述のマルチフォーマット再生機能を搭載しており、DV/DVCAM(25Mbps)、DVCPRO(25Mbps)、DVCPRO 50(50Mbps)の各テープは記録された圧縮デジタルデータがそのまま出力され、それぞれのコーディックに対応したノンリニア編集システムに接続し、ビデオ編集が可能です。
※再生出力のみ、記録はできません。DVのLPモードには対応していません。
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・ DVCPROシリーズをはじめ、民生DV、DVCAMTMフォーマットテープの再生とアナログビデオ出力が可能。
DVCPRO(記録信号480i=NTSC、映像ビットレート25Mbps)、DVCPRO 50(記録信号480i=NTSC、映像ビットレート50Mbps)で記録されたテープの再生が可能です。もちろん、現行のDVCPRO HDカメラレコーダーやスタジオレコーダーで記録された従来のDVCPRO HDフォーマット(記録信号1080i/720p、トラックピッチ18μm)の再生互換を持っています。
標準でアナログビデオアウト(コンポジットビデオ、HDアナログコンポーネント〈RGB/YPbPr〉切り替え)が搭載されており、市販のハイビジョンテレビもしくは従来方式テレビでのプレビューも可能です。
また、民生DV(記録信号480i=NTSC、映像ビットレート25Mbps)で記録されたテープの再生も可能です。持ち込み素材として増加するDVテープを利用でき、民生DVカメラが捉えたスクープ映像をダビングする手間なく利用することが可能です。また、業務用DVフォーマットであるDVCAMTMテープも同様に再生可能です。
※ミニDVカセット及びDVCAMTMのSカセットの再生にはカセットアダプターAJ-CS455Pが必要です。DVのLPモードには対応していません。
入力信号(HD-SDI/IEEE 1394) |
記録フォーマット※ |
HD |
1080/59.94i |
1080/59.94i |
1080/50i |
1080/50i |
720/59.94p |
720/59.94p |
再生
テープ |
テレビ方式 |
HD出力
(YPbPr/RGB,
HD-SDI※1) |
SD出力
(コンポジット, SDI※1) |
IEEE 1394出力※2
(DVCPRO HD/DVCPRO 50/
DVCPRO/DV切替) |
DVCPRO
HD |
DVCPRO
50 |
DVCPRO |
DV |
DVCPRO
HD |
1080/59.94i |
1080/59.94i |
480i |
1080/59.94i |
480i |
- |
480i |
720/59.94p |
480i |
- |
- |
- |
- |
720/59.94p |
720/59.94p |
480i |
720/59.94p |
480i |
- |
480i |
1080/59.94i※1 |
480i |
- |
- |
- |
- |
1080/50i |
1080/50i |
576i |
1080/50i |
576i |
- |
576i |
720/24p
over 59.94p |
1080/24p※1 |
480i |
- |
- |
- |
- |
720/25p
over 60p |
1080/25p※1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
576i※1 |
- |
- |
- |
- |
DVCPRO
P |
480/59.94p |
1080/59.94i or
720/59.94p※1 |
480i |
- |
- |
- |
480i |
DVCPRO
50 |
480i |
1080/59.94i or
720/59.94p※1 |
480i |
- |
480i |
- |
480i |
576i |
1080/50i※1 |
576i |
- |
576i |
- |
576i |
DVCPRO |
480i |
1080/59.94i or
720/59.94p※1 |
480i |
- |
- |
480i |
480i |
576i |
1080/50i※1 |
576i |
- |
- |
576i |
576i |
DV/
DVCAM |
480i |
1080/59.94i or
720/59.94p※1 |
480i |
- |
- |
- |
480i |
576i |
1080/50i※1 |
576i |
- |
- |
- |
576i |
※1: SDIインターフェイスボードAJ-YAAGが必要です。
※2: IEEE 1394インターフェイスボードAJ-YAD120AGが必要です。
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・ テープ出力のダウンコンバート機能(アスペクト変換機能付き)を標準装備。
HDテープ再生時、アナログビデオアウト(コンポジットビデオ)からダウンコンバート映像を出力可能です。これにより、一般のピクチャーモニターでのプレビューが可能になります。
また、アスペクト変換機能も搭載しており、レターボックス/スクイーズ/サイドカットの変換モードを選択できます。
・ オプションのHD-SDI入出力/SDI出力ボードで1080i/720P HDデジタル収録と、アップコンバート再生出力にも対応。
HD-SDI入出力/SDI出力ボードAJ-YA120AG(オプション)を装着すれば、HD-SDI入力からのHDデジタルベースバンド信号(1080i/720P)の記録が可能になり、HD収録機として使用可能です。
また、SDテープ(DVCPRO 50/DVCPRO/DVCAM/DV)再生信号をSD-SDIアウトから出力したり、ボードに搭載されたアップコンバーターによりHDにアップコンバートして出力したりすることも可能になります。
・ VARICAM素材を1080/24P変換出力可能。
VARICAMで収録された720/24P OVER 60P(2:3プルダウン記録)収録素材を、1080/24Pに変換出力(することも対応しており、デジタルシネマ関連製作やシネマライクHD制作にもご使用いただけます。
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DVCPROシリーズで定評のある波形モニター同等(ハーフラック)サイズのコンパクト設計。場所をとらずに設置可能なので、中継車やヘリコプターでの収録や送出に最適です。また、キャリングハンドルを装備しており、持ち運びも簡単です。
AC100〜240V、DC12V電源に対応し、屋内・フィールド双方での使用にフレキシブルに対応します。
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RS422Aリモート端子(D-SUB 9ピン)を標準で搭載し、オプションのリモートコントローラーAJ-A95等でジョグ/シャトル再生(最大±50倍速)が可能。オフィスビューワーとして使用するとき便利です。 |
【総合定格】 |
電源(AC/DC): |
AC100〜240V±10%、50/60Hz/DC12V, 入力電流約6.6A |
消費電力: |
約97W(オプション搭載時) |
動作周囲温度/周囲湿度: |
5℃〜40℃/10%〜85%(結露なし) |
質量: |
約8.2 kg |
外形寸法: |
214(幅)×132(高さ)×430(奥行き)mm |
記録フォーマット: |
DVCPRO HD-LP |
記録ビデオ信号: |
1080i/59.94Hz、1080i/50Hz、720p/59.94Hz(切換式) |
記録オーディオ信号: |
48kHz 16bit 8CH |
記録トラック: |
デジタルビデオ・オーディオ;ヘリカルトラック、
タイムコード(サブコード)、キュー、コントロール(CTL) |
テープスピード: |
67.64mm/秒 |
記録時間: |
最長92分(AJ-HP92ELG使用時) |
使用テープ: |
6.35mm幅メタルテープ、DVCPRO HDカセット |
再生フォーマット: |
DVCPRO HD-LP、DVCPRO HD、DVCPRO50、DVCPRO P、DVCPRO、DV-SP、DVCAM |
FF/REW時間: |
約2分(AJ-HP92ELG使用時) |
【ビデオ定格】 |
サンプリング周波数: |
Y:74.25/1.001MHz、PB/PR:37.125/1.001MHz |
量子化: |
8bits |
圧縮方式: |
DTC+可変長符号 |
圧縮比率: |
1/6.7 |
エラー訂正: |
リードソロモンプロダクトコード |
ビットレート: |
100 Mbps |
【オーディオ定格】 |
チャンネル数: |
8チャンネル |
サンプリング周波数: |
48KHz(ビデオに同期) |
量子化: |
16bit |
周波数特性: |
20Hz〜20kHz、±1.0dB(基準レベルにて) |
ダイナミックレンジ: |
85dB以上(1kH、エンファシス off、“A” weighted) |
歪率: |
0.1%以下(1kH、エンファシス off、基準レベル) |
クロストーク: |
−80dB以下(1kHz、2チャンネル間) |
ワウ&フラッター: |
測定可能値以下 |
ヘッドルーム: |
20dB |
【ビデオ入力信号】 |
HD SDI(オプション※1): |
BNC×1(SMPTE292M/296M規格に準拠) |
REF(オプション※1): |
BNC×2(ループスルー)75Ω、On/Off切換、 |
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アナログコンポジット/HD 3値SYNC(59.94Hz)自動切換 |
【ビデオ出力信号】 |
HD SDI(オプション※1): |
BNC×2(SMPTE292M/296M規格に準拠) |
SD SDI(オプション※1): |
BNC×1(SMPTE259M-C規格に準拠) |
HDコンポーネント: |
BNC×3(Y/Pb/Pr, R/G/B 切替) |
SDコンポジット: |
BNC×2、ビデオ1、ビデオ2(スーパーOn/Off) |
【出力ビデオ信号調整】 |
HD SDIシステム位相: |
(オプション※1) ±0.5H(±1100Sample、14nsステップ) |
SD SDIコンポジットシステム位相: |
(オプション※1) ±0.5H(±858Sample、37nsステップ) |
コンポジットSC位相: |
±180゜ |
【オーディオ入力信号】 |
アナログ(オプション※1): |
XLR×4(CH1/CH2/CH3/CH4)600Ω/ハイインピーダンス切換(出荷時は600Ω)
+4/0/−20dBm/−60dBu(3kΩ)切換 |
HD SDI(オプション※1): |
SMPTE299M規格に準拠(BNC×1、75Ω) |
【オーディオ出力信号】 |
アナログ: |
XLR×4(CH1/CH2/CH3/CH4)CH3/CH4はモニター出力(L/R)に切換可能
ローインピーダンス、+4/0/−20 dBm(600Ω負荷時)切換 |
HD SDI(オプション※1): |
SMPTE299M規格に準拠(BNC×2、75Ω) |
SD SDI(オプション※1): |
SMPTE272M-A規格に準拠(BNC×1、75Ω) |
ヘッドホン: |
M3ステレオ、8Ω レベル可変 |
【その他の入出力信号】 |
DIGITAL (オプション※2): |
6ピン×1、IEEE 1394準拠、DVCPRO HD/DVCPRO50/DVCPRO/DV |
タイムコード: |
入力:BNC×1、0.5〜8.0Vp-p、10KΩ(オプション)
出力:BNC×1、ローインピーダンス、2.0±0.5Vp-p、(600Ω負荷時) |
リモートコントロール: |
D-sub 9ピン、AJ-A95用、RS-422Aインターフェイス |
DC電源出力: |
4ピン×1、DC12V、250mA、AJ-A95用 |