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2005年4月18日

放送用デジタルVTR「DVCPRO 50」と「DVCPRO HD」が2006 FIFAワールドカップTMサッカー大会の公式放送機材に採用

SDメモリーカードを応用した次世代放送機器P2シリーズも使用


松下電器産業株式会社の放送機器が、世界最多の視聴者数を誇るスポーツイベントである2006年FIFAワールドカップTMドイツ大会の主要放送機器として、ホスト放送機構HBS (ホスト・ブロードキャスト・サービス、スイス)に採用されることが決定しました。

当社の放送用デジタルVTR「DVCPRO 50」「DVCPRO HD」両シリーズと、SDメモリーカード技術を応用した放送用半導体メモリー「P2カード」を使用した次世代放送システム「DVCPRO P2」シリーズは、ドイツで6月9日から7月9日までの31日間、2,000時間を越える大会中継で使用される主要機材となります。

パナソニックのDVCPRO HD・DVCPRO 50シリーズは2006年FIFAワールドカップTMドイツ大会の全試合の収録に使用されます。またそれに先立って、HBSは、ワールドカップTM開催前の2005年に、ドイツで行われるコンフェデレーションズカップでDVCPRO P2シリーズを使用し、その性能を評価する予定です。

当社のDVCPRO 50機材は、2002年FIFAワールドカップTM韓国・日本大会でも使用された実績があります。

HBSはパナソニック放送機器の使用により、2006年ワールドカップTM大会においても、ミュンヘンの国際放送センターを通じてドイツの競技会場からの大きな興奮と感動をふたたび全世界に放送できるとしています。

DVCPRO 50シリーズ

放送用デジタルVTRフォーマットの一つ。民生用DVフォーマットをベースに放送用業務用に改良したDVCPROシリーズを、ビットレートを倍(映像記録ビットレート50Mbps)にして更に高画質化。量子化8ビット、ビデオサンプリング周波数レート4:2:2。16ビットPCMデジタルオーディオ最大4チャンネル対応。テープは1/4インチ幅塗布型メタルテープ使用。

DVCPRO HDシリーズ

放送用HD(ハイビジョン対応)デジタルVTRフォーマット。DVCPRO 50シリーズのビットレートを倍(映像記録ビットレート100Mbps)にしてHD信号(1080i/720p)の記録再生に対応した。量子化8ビット、ビデオサンプリング周波数レート4:2:2。16ビットPCMデジタルオーディオ最大8チャンネル対応。テープは1/4インチ幅塗布型メタルテープ使用。

DVCPRO P2シリーズ

SDメモリーカード技術を応用した放送用半導体メモリー「P2カード」を使用する次世代放送機器。P2カードはSDメモリーカード4枚を内蔵し、4倍の容量と転送速度を実現。記録部をメモリー化することにより、振動・衝撃・温度変化に強く、メカレスによるメンテナンスコスト削減やリユースによるメディアコストの削減を実現。また、データを高速にPC・サーバー当に転送でき、IT機器を活用しワークフローを高速化できる。記録データは従来のDVCPROシリーズと互換性を持っており、従来のVTR機器との混在、P2システムへのシームレスな移行が可能。2005年からはHD対応機器も商品化。