2006年ニュースリリース | 放送・業務用映像システム


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2006年11月1日

開発発表

業務用制作市場向け2/3型交換レンズ方式ＨＤカメラレコーダー

高画質DVCPRO HD圧縮方式採用。バリアブル・フレーム・レート（撮影コマ数可変）機能も搭載

※マイク・レンズ・バッテリー別売り

松下電器は、来る11月15日から17日に千葉・幕張メッセで開催されるInterBEE2006（2006国際放送機器展）において、P2HDシリーズの新製品AG-HPX500を参考出展します。
本製品はSDメモリーカード技術を応用した放送・業務用半導体メモリーシステム「P2シリーズ」のＨＤ化に対応した「P2HDシリーズ」の新製品で、DVCPROシリーズ（25Mbps～100Mps）の圧縮マイグレーションパスを確保しています。また、2/3インチCCDを採用したレンズ交換式/ショルダータイプのカメラレコーダーで、バリアブル・フレーム・レート（撮影コマ数可変）機能も搭載する予定です。おもに業務用制作市場向けにコストパフォーマンスに優れたテープレス・カメラレコーダーとして、2007年夏の商品化を目指して開発中です。

AG-HPX500の特長

１．2/3インチCCD搭載、レンズ交換式ショルダータイプのP2HDカメラレコーダー
業務用P2HDカメラレコーダーとして初めてのレンズ交換式カメラレコーダー。
標準的な2/3型放送用レンズマウントを採用しているため、既存のＨＤレンズもアダプターなしで使用できます。

２．全世界のHD/SDフォーマット（1080i/720p/480i/576i）の収録に対応、50Hz/60Hzスイッチャブル
映像制作にかつてない柔軟性と多彩な表現力をもたらすAG-HPX500はP2カードに、全世界のあらゆるHD/SDフォーマットでの記録
が可能です。また、50Hz/60Hzの切り替えも可能で、海外からのＨＤコンテンツの再生や海外支局での運用などに１台でフレキシブルに対応します

３．VARICAM / AG-HVX200から引き継いだ表現力、バリアブル・フレーム・レート記録機能搭載
DVCPRO HDカメラレコーダーVARICAM（AJ-HDC２７H）やP2HDハンドヘルドカメラレコーダーAG-HVX200に搭載されたバリアブル・フレーム・レート記録機能を搭載。また、AG-HVX200で搭載された720pN（ネイティブ）モードでの収録も可能です。これによりフィルムカメラのように様々なフレームレートでのコマ落とし/ハイスピード撮影などのスピードエフェクト収録が可能です。

４．多彩なインターフェース
オーディオは16ビットリニアＰＣＭを採用。マイク入力の2CHの他、外部入力からの2CHと合わせて4CHの独立音声入力に対応します。HD-SDI出力、タイムコード入/出力、GEN Lock入力、USB2.0端子を搭載。また、IEEE1394インターフェイス（６ピン）も標準装備し、上記全HD/SD信号フォーマットを、無劣化伝送することが可能です。IEEE1394を介してDVCPRO HDに対応したソフトウェアを搭載したWindows ＰＣやMacintoshなどのノンリニア編集機器にデータを転送したり、DVCPRO HDデジタルＶＴＲ（AJ-HD1400）やFOCUS社のDTEレコーダーFS-100と接続してバックアップ収録をする事も可能です。