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2008年1月7日

北京オリンピックでパナソニックの「DVCPRO P2 HDシリーズ」の使用が正式に決定

初のHDオリンピックの実現に貢献
ラスベガス発 2008年 1月6日

パナソニックのメモリー・ニュース取材システム「DVCPRO P2 HDシリーズ」が、北京オリンピック大会の公式映像記録機器として使用されることが、北京オリンピック放送機構(BOB)との間で正式に決まり、このほど契約に至った。

パナソニックのDVCPRO HDは、2006年4月に、北京オリンピックの公式記録フォーマットに選ばれた。これにより、来年6月北京に完成する国際放送センター(IBC)から世界の契約放送局に配信される国際映像が、全て1080/50iのフルHD制作/配信になる。2006年のトリノ大会でのHD化は限定的な導入であり、約4割がHD対応という状況であったが、北京オリンピックでは初めて、全面的なHD機器の採用が行われる予定である。

北京オリンピックに向けて、現在、パナソニックからデッキ250台、カメラ100台、モニター1500台の納入が予定されている。

1992年バルセロナ大会以来、過去8回にわたり公式映像記録フォーマットとして選ばれたパナソニックのデジタル放送技術が、HD化ででも引き続きオリンピックの映像記録に貢献することになる。

パナソニックAVCネットワークス社 システム事業グループ 下水流正雄ビジネスユニット長は次のように述べた。「映像とオリンピックの歴史は切っても切り離せない関係にあります。パナソニックは、1988年からTOPスポンサーとして、オリンピックの映像記録の歴史に貢献してきました。いまや世界中の約40億人の人々がオリンピックのテレビ中継を視聴するといわれています。そうしたオリンピックという舞台の成功に貢献し続けるのが当社の使命です。HD時代においても、経験と、P2HD AJ-HPX2100や3000シリーズといった最新のHD対応機種を北京オリンピックに向けて本格的に導入し、HDオリンピックを支えていきます」

北京オリンピック放送機構CEOのロメロ会長は次のように述べた。「北京オリンピックは開催地から全ての映像がHDで放送される最初のオリンピック大会になるでしょう。現在は、おおよそ世界中の住宅用テレビの20-25 パーセントが、HD放送対応か、16:9のワイドスクリーンのどちらかです。これは、アップグレードしたHDテレビを持っている人々にとって、素晴らしいアドバンテージを得ることができるでしょう。」

パナソニックのHD技術は、VIERA の大画面薄型HDTV、ホームシアターシステムを通じて、世界中のご家庭でオリンピック大会の感動と興奮を体験することを可能にする。また、HD映像はDIGA DVDレコーダーに録画され、いつでもオリンピックの感動を再現することが出来る。

DVCPRO P2 HDシリーズは省エネ技術でも高い評価を得ている。テープレスのP2カードの採用により、1放送局あたり1.5トン、また駆動部分がないメカレスの構造であるため、0.5トンのCo2削減が可能になり、トータルでは年間2トンのCo2削減が可能になることで、「環境オリンピック」を目指す北京オリンピックにも貢献する。

パナソニックについて
パナソニックは、国際オリンピック委員会のTOPプログラムが始まった1988年カルガリー冬季オリンピック大会以来、世界平和の実現を目指すオリンピック・ムーブメントの趣旨に賛同し、映像音響カテゴリーのTOP(The Olympic Partner)として、20年にわたりオリンピックへの貢献を行っています。世界中の人々とオリンピックの感動を分かち合う"Sharing the Passion”をスローガンに、パナソニックは技術を通じてオリンピックの成功に貢献していきます。パナソニックは2016年夏季オリンピック大会までの8年間の長期パートナーシップに調印しました。