オートデスクと日立国際電気を加えて全部で29の業界主要企業が、公に当社のP2HD技術に対応する映像制作用機器・記憶装置・周辺システムを含めた対応を発表しています。
製造、建設、マスコミ、そして、エンターテインメント市場向けの2Dおよび3Dデザインのソフトウェアにおいて世界的トップ企業であるAutodesk社は、Autodesk(R) Smoke(R) 2009、Autodesk Inferno(R) 2009、Autodesk Flame(R) 2009、そして、Autodesk Flint(R) 2009を含む最高品質の編集、仕上げ、合成、そして、デザインパッケージソフトにおいて、同社がDVCPRO HDコーデックに対応すると発表しました。DVCPRO HDはすべてのP2HD製品で使用されているプライマリーコーデックであり、世界中のメディア・プロダクション・アプリケーションで広範囲にわたって対応が実施されています。P2HD対応を盛り込んだAutodesk社の製品の発表は4月初めに開始される予定です。
放送受信システムの開発、製造、販売を行う日立国際電気は、同社の完全にデジタル式のマルチスタンダードのHDカメラ、型式SK-HD1000に対応する、P2HDをドッキングさせることが可能な記録装置を開発する予定です。このP2半導体収録システムは、DVCPRO HDと10ビットのAVC-Intraの両方のコーデックに対応しており、2009年の発売を目標にしています。ワーキングサンプルが日立ブース(No.C5018)に展示される予定です。
P2HDパートナーの追加更新情報(NAB時点):
放送業務用大手メディアサプライヤーである富士フイルムは、今年中に欧米市場において半導体メモリー「P2」カード(16GBと32GBタイプ)の販売を開始します。これらのP2カードは、今回のNABでは富士フイルムブースと当社ブースで展示されます。
HarmonicのRhozetTMは、同社のCarbon CoderTMがHDコンテンツのAVC-Intraへのリアルタイム・トランスコーディングを標準機能として提供することを今月より開始すると発表しました。
朋栄は、MediaConciergeTMと呼ばれる同社の独占的なメディア管理システムがDVCPROHDとAVC-Intraの両方のコーデックに対応すると発表しました。この対応により、すべてのP2HDコンテンツをこのシステムが取り込み、管理することが可能になります。MediaConciergeのデモンストレーションがNABで行われ、今年後半の発売が予想されています。
P2は急速に普及拡大しつつあり、世界中に対応が広がっています。NAB 2008で当社は、わずか数年前に発表して以来、80,000を超えるP2/P2HD機器が出荷されたと発表しました。世界中の840を超えるテレビネットワークと放送局で、P2は放送業界にとって有力なテープレス・フォーマットとなっていますP2HDに対応するパートナー企業の拡大とともに、メディアプロダクションとポストプロダクションの要望に応えるさまざまな種類の互換製品オプションをユーザーが享受しています。
半導体メモリーP2HD全製品により、テープやハードディスク、光ディスクをベースとするシステムの機械的摩耗や周辺環境の制限を受けることなくHD収録を行うことができます。P2HDは、極端な温度変化や衝撃、振動などの苛酷な条件化で特に高度の信頼性を確保しています。P2HD製品により、メンテナンス費用の大幅な削減、製品の耐用年数の延伸を実現します。そして、取り込みやデジタイズ、プロキシ映像ファイルの作成を行う必要なしに、収録映像やメタデータへの即時アクセスが可能です。P2HDは、ソリッドステート・プロダクションの信頼性、既設のITインフラへの即時接続性、P2カードのスピードや扱いすさや可搬性、主要ノンリニア編集システムとのインターオペラビリティーを実現します。