パナソニック業務用LCDビデオモニターラインナップは、コンパクト・省電力のLCDパネルを採用しながら忠実な色再現・高速出画など高い表示性能とプロフェッショナルに応える各種機能を搭載し、放送局・プロダクション業務用モニターとして高い評価を得てきました。 新製品BT-LH2550は、さらに先進的な機能を搭載し、ポストプロダクション業務はもちろん、シネマ・CG・印刷・研究などのリファレンスモニターとして幅広い用途に対応しています。
なお、本製品BT-LH2550は、来る11月19日(水)から21日(金)に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展InterBEE 2008(International Broadcast Equipment Exhibition)に出展する予定です。
● 特長 1.広色域・6モード色域設定。CRTなど従来のディスプレイで再現が難しかった色をより正確に表示。2.省スペース25.5v型フルHDモニター。3.広視野角178度のIPSパネル採用。 4.キャリブレーション機能搭載。指定プローブ・アナライザーで、PCレスでキャリブレーション可能。5. 2系統入力/2画面表示機能搭載。
【特長の説明】 (主な新機能)
1.広色域・6モード色域設定。CRTなど従来のディスプレイで再現が難しかった色をより正確に表示。 一般的な液晶ディスプレイが表示できるEBU/SMPTE領域を超え、NTSC 比102%の広色度領域を実現。CRTを含む従来のディスプレイで再現が難しかった色をより正確に表示でき、放送局・映像プロダクションはもちろん、デジタルシネマ・CG・印刷・出版・広告・研究機関など幅広い用途に応えます。色域モードは従来の3 種に加え、新たに3 種の広色域モードを追加。モード変更はメニュー設定のほか、前面ファンクションスイッチに割り当てて素早い変更が可能です。 ■ BT-LH2550 の色域選択モード 1. SMPTE-C: SMPTE-C 規格の色域モード 2. EBU: EBU規格の色域モード 3. ITU-709: ITU-R BT.709 規格の色域モード 4. WIDE1: 広色域モード(Adobe, γ=2.2) 5. WIDE2: 広色域モード(Adobe, γ=1.8) 6. WIDE3: 広色域モード(D-Cinema, γ=2.6)
2. 省スペース25.5v 型フルHDモニター。 WUXGA(1920×1200ピクセル)フルHD 表示の高解像度IPSモニターながら、ほぼ同サイズ画面の従来機種(BT-LH2600W)から横幅−10%、高さ−7%、トータル面積−16%の小型化を実現しています。
3. 広視野角178 度のIPSパネル採用。 高輝度・高コントラストの水平配向(IPS 技術)LCD パネルが上下左右各178°というLCDディスプレイ最高水準の広視野角を実現。視野角による輝度変化や色変化を抑えた高品質な発色特性を備えています。
4. キャリブレーション機能搭載。指定プローブ・アナライザーで、PCレスでキャリブレーション可能。 BT-LH2550はキャリブレーションソフトウェアをインストールしており、当社指定のプローブセンサーとディスプレイカラーアナライザ※を接続するだけでPCなしでキャリブレーションを行えます。 ※コニカミノルタ製 ディスプレイカラーアナライザCA-210 /標準測定プローブCA-PU12またはCA-PU15。(お問い合わせ先: コニカミノルタ センシング株式会社 国内販売部、フリーダイヤル 0570-005575)
5. 2系統入力/ 2画面表示機能搭載。 2系統の入力映像をピクチャーアウトピクチャーの2分割画面で同時に表示できる新機能。CGと実写映像の合成などの作業に威力を発揮します。一時的に2台のモニターと同様に使うことができ、省スペースの運用が可能です。また2 系統入力ごとにサイズ、色域、ガンマ、RGBゲインの設定が可能です。 ※2系統入力の組み合わせによっては同時表示できない場合があります。
その他の機能・仕様
■主な定格