【特長の説明】 1.高画質かつ高効率のAVC-Intraコーデック記録に標準で対応。 最新の動画圧縮テクノロジーMPEG-4 AVC/H.264規格をベースに、フレーム内(Intra-Frame)圧縮方式を堅持し、高圧縮率・高画質・高編集精度を実現します。高画質のAVC-Intra 100、低レートで運用性の良いAVC-Intra 50、2モードの記録再生が可能です。またDVCPRO HDコーデックの記録再生もサポートしています。 ・ AVC-Intra100:1920×1080※10bit・4:2:2 - フルピクセル・フルサンプリングによる高画質HD映像をDVCPRO HDと同じビットレートで記録。HD-D5に迫る画質でハイエンド制作に機動力をプラス。 ・ AVC-Intra50:1440×1080※10bit・4:2:0 - SD(DVCPRO50)なみのビットレートで画質はDVCPRO HDと同レベル。収録時間はDVCPRO HDの2倍となり、データ転送時間は約1/2です。 ※記載のピクセル数は1080i/pモード時のものです。本機は720pモードもサポートしています。
2.ギガビット・イーサ対応サーバー/クライアント機能でネットワーク直結。 イーサネット端子(1000Ba・ se-T/100Base-TX/10Base-T)を装備。下記のネットワーク機能でLAN/インターネットに接続できます。 ・ FTPクライアント機能:FTPサーバーに接続してクリップの双方向転送が可能です。P2カード、SD/SDHCメモリーカード※1、外付ハードディスクの素材をサーバーにアップロード。サーバーからP2カードまたは外付ハードディスクにダウンロード。いずれもサムネール表示から容易に行えます。 ・ FTP/Sambaサーバー機能: P2カードあるいは外付ハードディスクのファイルをネットワークに接続したPC端末側でダウンロードできます。※2 ・ HTTPサーバー機能:ネットワークに接続したPC端末などからサムネールやメタデータの参照が可能です。※2 ・ WWWブラウザー機能: PCなしで各種WEBページ※3の閲覧ができます。必要に応じて認証(IDやパスワードの入力)も可能です。 ※1: SD/SDHCカードの場合はカード単位での転送となります。 ※2:SD/SDHCメモリーカードにアクセスすることはできません。またネットワーク転送において、サーバー機能ではP2カードへの書き込みはできません。※3:WEBページの内容によっては正しく表示できない場合があります。WEBページのダウンロード機能は利用できません。WEBページ上の動画およびリンクの動画ファイルは再生できません。
手動送出に対応した1クリップ再生とGUIホールド P2デッキ1台を用いて簡便な手動送出ができる新機能を備えました。任意に並べ替えたクリップ順に1クリップごとの再生が可能です。またGUIホールド機能も新たに装備、再生中でもLCD画面とモニター出力映像はサムネール画面を表示することにより、次のクリップのサムネールを常に確認することができます。1クリップ再生機能はリモート(パラレル、RS-232C、RS-422A)制御に対応しており、送出卓でモニターのサムネール画面を確認しながら操作できます。
4.外部HDD(eSATA/USB接続)のコンテンツを再生※2・高速コピーが可能。 外部HDDはeSATA/USB 2.0インターフェースに対応。 ・ 高速でバックアップ/リストア: eSATAハードディスクではバックアップやリストアを最大約4倍速※1の高速で行うことができます。USB 2.0の転送速度も最大約2倍速に向上しています。デバイスモードではPC(ノンリニア編集機)のP2カードドライブとして使用できます。 ・ HDD素材の再生に対応:外部ハードディスク内の素材もサムネール表示と滑らかな再生※2ができます。低速なハードディスクや振動などにより一時的に読み取りが低下した場合も音声だけを継続して出力できます。 ・ プレリスト編集に対応: ハードディスク内の素材もP2カード上の素材と同様にプレイリスト編集、ダイレクトキャプチャーに用いることができます。 ※1: AVC-Intra 100またはDVCPRO HDの場合。 ※2:再生はベストエフォートです。こま落ちのない再生を保証するものではありません。
5.AVCHD 互換。再生・P2HD 同時記録・相互のコーデック変換が可能(オプション)。 オプションのAVCHDコーデックボード(AJ-YCX250G/別売)の装着により、SD/SDHCカードを用いたAVCHD方式の記録・再生に対応。またP2HDとAVCHD間の相互変換ダビングが1倍速で可能です。 ・ AVCHD素材の再生出力: 内蔵モニターで再生およびHD SDI出力。AVCCAMを用いた取材や民生AVCHDソースの利用に便利です。 ・ P2HD/AVCHD同時記録: HD SDIなどの入力からP2カードへのAVC-Intra/DVCPRO HD記録と平行してAVCHD記録が可能です。※1 ・ AVCHD⇒ P2HD変換: AVCCAMで収録したクリップをプレイリスト編集やP2HD対応ノンリニア編集に用いることができます。 ・ P2HD⇒ AVCHD変換: 低レートのAVCHDファイルに変換することにより、インターネット経由の転送を高速に行えます。※2 ※1: AVCHDのみの記録はできません。 Use of DCF Technologies under license from Multi-Format, Inc. ※2:変換時、メタデータはコピーされません。
■その他の仕様 ●アップ・ダウン・クロスコンバート出力と入力アップコンバート。 ・ 24PsF入出力にも対応、HD/SDマルチフォーマット。 ・ 16bit/48kHz/8CH の高音質デジタルオーディオバリアブルフレームレート変換機能。 ・ 1080i/720p(59.94/50Hz)、480i(59.94Hz)/576i(50Hz)の記録再生をサポート。 ・ P2カードスロットを6基、SDメモリーカードスロット1基装備。 ・ LCDモニター、ジョグ&シャトルダイアルを装備。 ・ HD/SD SDI、AES/EBUオーディオ入出力。 ・ アナログI/O、RS-422A(編集プレーヤー対応)リモート、TC I/O。 ・ 高さ4Uサイズで19型ラックマウント可能(アダプタ別売)。
■AJ-HPD2500 入出力ワークフロー AJ-HPD2500は回線収録、スタジオ収録から編集・送出、そしてアーカイブまで、放送局/CATVの業務に対応する、多彩な入出力を装備。また従来のVTR送出システムで運用されてきたRS-422A、RS-232C、25ピンパラレルのリモート制御にも対応しています。ネットワーク機能とeSATA/ USB 2.0インターフェースによりファイルベースの放送システムのコア機器となるほか、従来から のテープ素材の利用、およびテープでの運用にも柔軟にアドオンできるため、テープベースからファイルベースへのスムーズな転換をサポートします。
※:製品の定格およびデザインは改善等のために予告なしに変更する場合があります。