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すぐに本文を読むニュースリリース:本資料は米国販売会社発表の英文プレスリリースをベースに作成されたものです。
2012年4月16日

LEDバックライト採用、放送用高画質と高機能を実現した
21.5型 LCDビデオモニターBT-LH2170を発売


●特長

 

●特長の説明

3D-LUTによる忠実な色再現
信号レベルごとのR/G/B 各色の3次元ルックアップテーブル(3D-LUT)を使用した高精度10bit 色補正により、低輝度から高輝度まで正確な色再現と中間調の自然な色合いが得られます。 LCDパネルは信号レベルが下がると色域が狭くなりますが、このとき同時に色相シフトが生じることにより色ずれが発生します。パナソニックLHシリーズLCDモニターに搭載された3D-LUT色補正機能は、信号レベルごとのルックアップテーブルを保持しており、3原色(RGB)とその補色(YCM)の6つの座標軸がバランス良く配置されるようにRGB各色10bitで補正処理を行うものです。これにより、低輝度レベルでの色ずれを軽減し忠実な色再現を実現しています。

3D-LUT方式とマトリックス(2次元)方式の比較図

遅延1フィールド未満
SD/HDインターレース信号を高精度にプログレッシブ信号に変換・生成する高性能I/P変換回路により、回路系の遅延(パネル除く)は 約5msec。入力と出画の遅延を1フィールド未満に抑えています。

 

 

ダイキャストフレームダイキャストフレームとAC/DC両電源対応
BT-LH1700シリーズ、BT-LH910同様に堅牢なダイキャストフレームを採用。またAC/DC両電源対応で、バッテリー駆動を含む柔軟な運用が可能です。


RGBウェーブフォームモニターとベクトルスコープを搭載
波形モニター機能を内蔵しており、子画面で表示できます。輝度(Y信号)に加え新たにR/G/Bの各信号を選択して表示可能になりました。ベクトルスコープ機能は、SDI入力された映像信号の色域を子画面で合わせて確認できます。画面の表示位置は四隅が選択できます。

Y MAP表示輝度レベルが容易に確認できる新機能「Y MAP」表示と「ZEBRA」表示
ウェーブフォーム機能に加え、画像の輝度レベルを色分けしてマッピングして表示する新機能「Y MAP」を搭載、撮影時の輝度レベルを容易に確認することができます。また、業務用カメラレコーダーに搭載されているものと同様の「ZEBRA」表示機能も搭載し、撮影への利便性を提供します。


多彩なマーカー(アスペクト/セーフティエリア/センター)とクロスハッチ・グリッドを表示可能
16:9画角、4:3画角の映像に対して多彩なマーカー表示ができます。アスペクトマーカー(16:9)は、 4:3、13:9、14:9、CNSCO 2.39、CNSCO 2.35、2:1、VISTAの7 種類の画角が確認可能です。セーフエリアマーカーやセンターマーカーも搭載。センターマーカーは16:9モード時、アスペクトマーカーの画角に対応したセーフエリアマーカーを重ねて表示できます。パネル画面上にグリッドを表示するクロスハッチ機能は、水平・垂直の確認が簡単に行えます。新機能クロスマーカーは画面上の任意の場所にオーバーレイ表示させることが可能で、先述のマーカーと組み合わせることで撮影構図の再現などが容易になります。

静止画フレーム表示
任意フレームの映像を副画面として静止画表示できます。この機能を活かし、予め撮影しておいた映像とのフレーム合わせなどに活用できます。

2系統入力/2画面表示2系統入力/2画面表示
2系統のSDI入力映像を同時に表示できます。CG/実写の合成に便利なほか、一時的に2台のモニターとして柔軟に運用できます。

オーディオレベルメーターとTC、クローズドキャプションの各表示に対応
オーディオレベルメーターは、エンベデッドオーディオ(SDI、HDMI)及びアナログオーディオの入力レベルを画面表示します。2ch/4ch/8ch/offの表示選択、基準ポイント設定、ピークホールド、オーバーレンジ表示が可能です。HD SDI(3G SDI含む)では、1-8ch、あるいは9-16chのレベル表示ができます。 また、SDI 入力時にはタイムコード(VITC/LTC/UB)値を表示。TCとUBは同時に表示が可能です。さらにSDIまたはVIDEO入力時にクローズドキャプションを表示できます。HD SDI CC 規格EIA/CEA-708(SD SDI CC 規格EIA/CEA-608)対応、最大8つのウインドウを表示可能です。

安全・簡便な3D映像収録を可能にする多彩な3Dアシスト機能
2つのSDI入力端子に3DカメラのL/R映像を接続して、2 画面で3D映像を確認・チェックできます。リグ式3Dカメラシステムの調整アシスト機能を多彩に備え3D撮影における準備時間の短縮と精度向上に貢献します。

●MIRROR
3Dリグ式カメラ使用時の基本調整。L/R 映像をサイドバイサイドで表示した状態でR映像を左右・上下に反転させることができます。

SHIFT●SHIFT
オーバーレイ表示にてR映像のみを水平・垂直に移動することができ、L/R 映像間の回転のずれを確認できます。



COMPARISON●COMPARISON
全面表示のL/R画像を自動または手動で交互に切り替えて、コンバージェンスポイントを確認できます。


●CONVERGENCE
全面表示のL/R画像を自動または手動で交互に切り替えて、コンバージェンスポイントを確認できます。

COLOR●COLOR
全面表示のL/R 画像をチェッカー状に合成します。L/R 画像間の輝度や色ずれを容易に確認できます。


ZOOM FOCUS●ZOOM FOCUS
サイドバイサイド表示の一部を拡大表示し、L/R映像間のフォーカスやズームのずれを確認できます。全面表示のL/R画像にてフォーカス・イン・レッド機能も使用できます。


●VERTICAL
サイドバイサイド表示で横線の補助マーカーを使用して、L/R 間の垂直ずれを厳密にチェックすることができます。

OVERLAY●OVERLAY
オーバーレイ表示または差分白黒/カラー表示映像に縦線マーカー(3%間隔) を重ね、左右視差の幅を確認できます。新たに、2%、1%間隔のマーカーも選択できます。


 

多彩な映像入力
HD/SD自動切換、エンベデッドオーディオ対応のSDI 入力2 系統(SDI1/SDI2)を標準装備。出力オーディオチャンネルを切換可能。HDリンクHDMI (Type A)入力を装備。BD/DVDプレーヤーなど幅広いデジタルHD 機器と高品質のデジタル接続が可能です。また、デジタルおよびアナログコンポーネント入力兼用のDVI-I(シングルリンク)を装備しており、PCやノンリニア編集システムからの入力にも対応します。

RS-485シリアルリモート
GPI端子、RS-232C端子に加え、RS-485端子を新たに装備。デイジーチェーン接続で最大32台を制御。TSLコマンドによりテキスト表示(英数字8文字)、タリー表示が可能です。また、従来からのパナソニック独自コマンド(RS-232C相当)にも対応しています。