パナソニック株式会社は、「P2HD」シリーズで使用する放送用半導体記録メディア「P2カード」の新製品「Fシリーズ」(64 GB/32 GB/16 GB)を、2012年6月より順次発売します。
「P2カード」は、放送・業務用メモリーカードです。耐衝撃1,500G、耐振動15G、動作温度−20℃〜60℃、保存温度−40℃〜80℃。P2(=Professional Plug-in)カードのスペックは、過酷な環境下での取材に高い信頼性を確保、取材の機動力を大きく高めます。半導体メモリーならではのメカレス設計により、テープのような目詰まりによる映像の欠落はありません。
また、RAID相当のフラッシュメモリー間誤り訂正システムを搭載※2し、データ保持信頼性を大幅に強化しています。PCカード規格(Card Bus Type-II)に準拠しているので、ノートパソコンのPCカードスロットにプラグインして記録データの転送や書き込みが可能※3です。さらにP2ドライブ(AJ-PCD30/AJ-PCD35)使用時には、最大1.2Gbpsの高速転送が可能になります。※4
新「Fシリーズ」は、従来のP2機器に搭載されている既存のコーデックに加え、「AVC-ULTRA」ファミリーのAVC-Intra class200までの書き込みに対応※1します。
●主な特長
1.高い衝撃・振動耐性に加え、RAID相当の誤り訂正システムによる強固なデータ信頼性。 2.長期にわたって記録/初期化を繰り返して反復使用が可能。※5 3.最大1.2Gbpsの高速転送が可能※3。AVC-Intra class200※1までの記録に対応。 4.コネクタ部は一般のPCカードをはるかに凌ぐ30,000回の抜差しテストをクリア。