[米国時間2013年3月20日発表]
パナソニックはMac/Windows両バージョンのAvid Media Composer6.5用AVC-ULTRAプラグインを公開しました。
Avidとパナソニックは、2004年からP2のソリッドステートフォーマットの進化を含むシームレスなファイルベースのワークフローを実現するため協業してきました。最新のAvidソフトウェア開発キットは、AVC-Proxy、AVC-Intra、AVC-LongGなどAVC-ULTRA コーデックシリーズ用の包括的なワークフローツールをサポートしています。
パナソニックのAVC-ULTRAは、マスター高画質はもちろん、ロービットレートでのフルHD10 ビット4:2:2 記録が可能で、マスタリングから伝送用途までの幅広いユーザーニーズに 対応します。高解像度ファイル記録と並行して同時に記録され、3.5Mbps から800kbps までのビットレートで、高速・高効率なオフライン編集が可能となります。AVC-Intra は現在、そのネイティブ対応したワークフローにおいては、ビデオカメラからニアライン(イ ンジェスト用ストレージ、もしくはアーカイブなどの中間ストレージ)やオフライン編集、 そして最終的な放送、送信、マスタリングまで、完全に一貫した制作環境を提供していま す。ファイルサイズが重大な意味をもつ場合のために開発されたAVC-LongG は、より小さ いファイルサイズで10ビット4:2:2 サンプリング記録に対応し、MPEG-2 よりも保存コス トや転送時間をセーブしながら、同等以上の画質を確保しています。
AJ-PS001は、AVC-Proxyのリリンク(Re-Link)機能を有効にするもので、AVC-Proxyをイ ンポートしネイティブに編集することが可能。編集シーケンスがプロキシに対応する高解像度映像に自動的にリリンクします。プロキシワークフローは、ファイルをすばやく転送し容量も少なくてすむので、ニュース速報や長時間ドキュメンタリー、リアリティ番組には最適なソリューションです。
AJ-PS002はAVC-Intraのエクスポート機能を有効にするもので、これによりAVC-Intra100/50映像をエクスポートすることが可能になります。AJ-PS002は、またぎファイルの動画も、P2カードもしくはHDD上の指定されたフォルダーからエクスポートして対応可能。 また、DV〜DVCPRO HDファイルのインポート・エクスポート、さらにAVC-Intra100/50のインポートも可能です。
プラグインソフトAJ-PS001・AJ- PS002は2013年6月発売予定で、米国におけるリスト価格は、それぞれ$199、$149を予定しています。プラグインソフトウエアは6月に当社ウェブサイトでダウンロード可能になり、30日間の無償トライアル期間がつく予定です。
AJ-PS003はAVC-LongGエクスポートを有効にし、最大50Mbpsまでのファイルサイズを選択可能。AJ-PS004はAVC-LongGインポートを有効にし、タイムライン上でネイティブに編集することができるようになります。P2のAVC-LongGの動画をインポートし、AVC-ULTRAカメラレコーダーとAvid Media Composerをシームレスに統合することが可能になります。
プラグインソフトAJ-PS003・AJ-PS004は2013年10月11月発売予定で、米国におけるリスト価格は、それぞれ$149、$99を予定しています。プラグインソフトウエアは10月11月に当社ウェブサイトでダウンロード可能になり、30日間の無償トライアル期間がつく予定です。