高感度・高SN比・高解像度撮影を実現。
LANケーブル経由での電源供給が可能なPoE+※2に対応
パナソニック株式会社は、IP伝送でのフルHD映像出力を実現する回転台一体型のHDインテグレーテッドカメラAW-HE130W/Kを2014年12月に、光学30倍ズームを搭載したAW-HE70HW/HKを2015年1月、AW-HE70SW/SKを2月に発売します。
高品質なコンテンツが求められる放送局をはじめ、ブライダルやホール、講義室で好評を得た従来機種AW-HE120W/KやAW-HE60SN/HNの性能をさらに向上させるとともに、使いやすさを追求しました。 AW-HE130W/Kは、新開発の1/2.86型 3MOSセンサー、AW-HE70シリーズは1/2.3型MOSセンサーの採用により、高感度・高SN比・高解像度の制作現場で求められる高水準な映像撮影を実現。ナイトモードを搭載することで、赤外線照射による低照度下での撮影(出力は白黒映像)ができ、調査・研究などの用途でも活躍します。またIP伝送でのフルHD映像出力が可能になりました※1。1カメラあたり最大4ch※3でのマルチストリーミング出力(H.264配信)と、14端末までの映像伝送に対応※4しています※1。また、IPコントロールブラウザーを用いた遠隔地からのカメラ制御など、IPをベースにしたシステム構築で映像撮影スタイルの幅が広がります。 AW-HE130W/Kは光学20倍とデジタル10倍のズームを搭載。AW-HE70シリーズは光学30倍ズームに加え超解像技術により、高い解像度を保ったまま40倍までのズームが可能、16倍のデジタルズームも備えました。広い議場や教室での撮影へも対応します。両シリーズとも、システムを構築する際はPoE+※2の搭載により、LANケーブル経由での電源供給に対応。電源工事、電源ケーブルの配線が不要になるため、施工時の省線化や施工コストの低減に貢献します。 HDインテグレーテッドカメラとあわせて設置、使用することで、俯瞰映像を撮影するコントロールアシストカメラAW-HEA10W/Kは2015年春に発売予定。その映像をタブレット端末などに表示し、その画面上でポイントを指定してパン/チルトやズームなどのカメラ制御を行えるようになります。
本機は、2014年11月19日(水)から21日(金)まで東京・幕張メッセで開催される、国際放送機器展「Inter BEE 2014」に出展します。
※1:AW-HE130W/Kのみ。※2:Power over Ethernet Plusの略。※3:1920×1080 60 fpsの出力は1ch表示のみ。2ch以降は最大30 fpsの表示になります。また、JPEGでの出力は3chまでです。※4:お使いのネットワーク環境に依存します。
●製品の詳細情報についてはAW-HE70SW/SK/HW/HKカタログ をご覧ください。
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