4Kカメラレコーダー
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高画質規格の映像制作に対応する機能を追加
価格改定により、4K映像制作に優れたコストパフォーマンスで対応。
パナソニック株式会社は、31型4K液晶モニターBT-4LH310について、HDR(ハイダイナミックレンジ)とBT.2020カラースペースに対応します。さらに、4K制作の拡大に貢献するため、同時に価格の改定を実施します。
業務用の31型4K液晶モニターBT-4LH310は2013年の発売依頼、その高い色再現性や豊富なインターフェイスにより、4K映像制作の現場で高い評価をいただいています。そして2015年の4K放送開始にともない制作の4K化が本格的に進む中、明暗部の輝度や色域の再現性をさらに向上させるため、新たに同機種がHDRとBT.2020へ対応します。
HDR(High Dynamic Range)規格とは、映像の明部や暗部の輝度の幅を拡大する技術です。階調性を拡張することで、映像制作から配信まで本来あるべき色や光などを美しく再現することができます。また、BT.2020は従来の放送色域・デジタルシネマ色域に比べてさらに広い色域を持つUHDの規格です。この新たな高画質対応と価格の改定により、放送業務・映画制作における4K対応に貢献します。
2014年に発売し、映画制作に多くの実績を残している当社シネマ用4KカメラレコーダーVARICAM 35や2015年に発売され、4K映像制作の普及に大きく貢献しているAG-DVX200、さらには2016年2月に発表したVARICAMのDNAを受け継ぎながら小型・軽量化をおこなったシネマ用4KカメラレコーダーVARICAM LTを用いた4K/2K映像制作で、リファレンスモニターとして活用いただけます。
今後もパナソニックでは、4K制作はもちろん、放送業務・映画制作の現場で求められる様々なニーズに応えるため、製品やシステムの拡充、機能の向上を図ってまいります。
ガンマ選択メニューに「HDR」を新たに追加しました。SMPTEのEOTF規格「ST 2084」に対応した、ハイダイナミックレンジモードで、ハイライト部の白とび、シャドウ部の黒つぶれによって再現が難しかった映像に対して明暗差・色調・陰影まで描写する階調性が得られ、よりリアリティ豊かな描写が可能です。
カラースペース選択メニューに「ITU-2020 emu」を新たに追加しました。「ITU-R BT.2020」規格の広色域カラースペースに対応したエミュレーション表示が可能なモードです。
※上記のニュースリリースは、掲載当時のものです。社名や組織名、価格など現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。