ページの先頭です。
2/3型(B4)レンズマウントを採用
IP映像伝送、IP制御で優れた運用性を実現
パナソニック株式会社は、UHDとHDの同時出力に対応した、2/3型レンズマウント搭載の4KマルチパーパスカメラAK-UB300を2016年11月に発売します。
小型・軽量でありながら、スポーツ中継やライブイベントなどで活躍する高解像度な4Kイメージセンサーを搭載しているため、UHD/HDの同時出力対応により、4K撮影映像とHD撮影映像を目的に合わせて使い分けることが可能です。また、4K映像の任意の位置からHD映像を切り出して出力する「クロッピング機能」により多様な運用に活用できます。小型、高画質の特長を生かし、ヘリコプターからの空中撮影や港湾監視、道路交通情報の撮影など、特殊・監視・記録用途にも対応可能です。
さらに、マルチパーパスカメラならではの“多目的”な運用を追求した、数々の新機能を搭載。霧の発生時でも被写体のコントラストや解像感を保つ「霧除去機能」や、撮影中の映像に対して映像レベル・色温度を自動補正するインテリジェント機能、また、フラッシュ発光時に明所と暗所に分断される映像を画面全体が明るい映像に補正する「フラッシュバンド補正」も搭載しています。映像出力は、フルHD映像でのIPストリーミング出力に対応。運用ワークフローを飛躍的に革新します。当社製コントローラーAWシリーズと接続したシステム構築も可能で、優れた操作性はもちろんのこと、IPによる遠隔地からのカメラコントロールを実現します。
本機は、2016年9月9日(金)から9月13日(火)までオランダ・アムステルダムで開催される放送機器展「IBC2016」に出展します。
スポーツ中継や世界の美しい情景、上空からの撮影など、高精細が求められるシーンで多目的に活躍する4Kマルチパーパスカメラ。新世代4K大判センサーに、外付けアダプターなしで2/3型レンズを使用することができ、大判センサー専用に設計した変換レンズで高画質を実現します。また、新撮像方式により入射光を最大限に活用し、高いダイナミックレンジを実現します。
UHDとHDの同時出力に対応し、運用に応じた映像出力が選択可能です。以下のフォーマットをサポートします。 <UHD> 3840×2160/59.94p、3840×2160/29.97p、3840×2160/23.98p、3840×2160/50p、3840×2160/25p <HD> 1080/59.94p、1080/59.94i、1080/29.97PsF、1080/23.98PsF、1080/23.98p (over 59.94i)、1080/50p、1080/50i、1080/25PsF、720/59.94p、720/50p
フルHD映像でのIPストリーミング出力が可能。幅広い撮影現場に柔軟に対応し、多目的カメラのワークフローの効率化に貢献いたします。また、当社製コントローラーAWシリーズと接続したシステム構築により、IP経由での遠隔地からのカメラコントロールを実現。設定はWebブラウザから行うことが可能です。
4K撮影映像からHD映像を切り出してHD SDI、IPストリーミング映像として出力することができます。切り出し位置は3ヵ所まで保存でき、選択操作により瞬時の切り替えが可能です。
霧の発生時に、被写体のコントラストや解像感が低くなることを防ぐ「霧除去機能」を搭載。3段階の除去レベルから選択でき、悪天候時でも画質を損なうことなく運用できます。また、撮影中の映像に対して色温度の変化を自動で認識しホワイトバランスを調整する機能や、-6 dBから+36 dBまでのゲインを自動で切り替える機能のほか、フラッシュ発光時に同じフレーム内で明所と暗所に分割される映像を画面全体が明るい映像に補正する「フラッシュバンド補正」も搭載。さまざまな環境における運用性に配慮し、スムーズな撮影をサポートします。
※上記のニュースリリースは、掲載当時のものです。社名や組織名、価格など現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。