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2017年6月8日
ライブストリーミング/FTP転送がより高速・安定化
ファームウェアのアップグレード(無料)により対応
パナソニック株式会社は、当社製放送業務用P2カメラレコーダー/レコーダ-(AJ-PX5000、AJ-PX800G、AJ-PX380G、AJ-PX270、AJ-PG50)について、ファームウェアのアップグレードを無償提供します。
このアップグレードは、LiveU、TVU Networks両社とのパートナーシップによるものです。これにより、LiveU、TVU Networks両社のデバイスにIP接続(有線/無線)し、複数の携帯電話回線の並行利用(ボンディング)が可能となります。映像コンテンツのライブストリーミングがより安定した高画質で送れるほか、収録済みファイルのFTP転送がより高速で行えます。くわえて、カメラのファインダー内にLiveU/TVUデバイスのステータスが表示され、リアルタイムでネットワーク接続状態を確認できます。
当社が提供する「P2ストリーミング・サーバー(P2SS)」および、「P2Cast」と合わせて、放送局のニーズを満たす統合ソリューションを提供します。
対応のP2カメラレコーダーは、ストリーミング送出用の「QoSモード」を備えています。携帯電話回線の接続状況に応じて信号ビットレートをリアルタイムに最適化するモードです。LiveU/TVUデバイスを用いたボンディング接続により、高いビットレートで、より安定した送出が可能となります。ストリーミング映像は、LiveU/TVUのサーバーを経由して、P2ストリーミング・サーバー(P2SS)に送信できます。
対応のP2カメラレコーダーは、収録しながらプロキシ映像をファイルベースで自動アップロードする「レック・デュアリング・アップロード機能」を備えています。当社が提供するクラウド・ニュース制作システム「P2Cast」またはクライアントのFTPシステムにアップロードできます。P2Castでは、クラウドアプリケーションを通じてスタジオからプロキシ映像のIN点とOUT点を設定して編集を行い、EDLの作成後に必要なシーンだけを切り出した高画質ファイルを現地のカメラから再受信する、効率の良いワークフローを実現します。LiveU/TVUデバイスを用いたボンディング接続により、転送速度と安定性が向上し、より早いワークフローが可能になります。
詳細情報は接続確認済みボンディング機器をご覧ください。 ※上記のニュースリリースは、掲載当時のものです。社名や組織名、価格など現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。