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緑あふれるローマ・カトリック教会の庭園に囲まれ、バチカン市国の壁の内側に位置するローマ法王ピウス4世の元別荘内に、1847年から置かれているローマ教皇庁科学アカデミーは、パナソニック・イタリアとローマに本拠を置くそのパートナー会社Electronic Design Systems(EPS)のプロジェクトにより、最先端のHDテレビ会議を実現しています。 ローマ教皇庁科学アカデミーに設置されているパナソニック製の103型業務用プラズマ・ディスプレイ2台には、以前はSDカメラシステムからの映像が入力されていました。パナソニックとEPSが、HD映像の良さを紹介するデモを実施し、ローマ教皇庁の職員にその映像をご確認いただきました。 ローマ教皇庁科学アカデミーでは、SDI入力付きビデオスイッチャーAW-HS50を介して4台の遠隔カメラAW-HE50Sを接続することによって、中央のスクリーンにフルHD画像が映し出され、またIP接続による遠隔テレビ会議が導入されました。
AW-HE50Sカメラを選択することにより、コントロールルームから会場のあらゆる場所の撮影範囲を管理できます。カメラごとにあらかじめ設定された40のプリセットポジションを使用することで、さらに操作が簡略化されています。 「50シリーズの登場によって、意図した場所で当社の高品質のソリューションを実演できるようになり、より幅広い市場に対応できるようになりました」と、パナソニック・ブロードキャスト・イタリアの カントリーマネージャー、サルバトーレ・パリーロは述べています。