藤沢市立明治小学校様は、体育館のスピーカーにRAMSAシリーズの屋内施設向けスピーカーWS-LA232を採用されました。優れた音響特性で、反響の多い館内にあっても聞き取りやすい音を実現。校内行事はもちろん、市の研究会や、市民グループのサークル活動など、多彩な用途に活用される同体育館の運営を支えています。
今回スピーカーの入れ替えをおこなったのは、体育館音響の質の向上を図るためでした。採用したWS-LA232は、期待通りの効果をあげています。私は音の専門家ではありませんが、以前使用していたスピーカーに比べて、明らかに音の通りが良くなったことが分かります。体育館の外からスピーカーの音を聞いた場合でも、「以前より音がはっきりと聞き取れる」という声があがっています。音質についても、音響に詳しい職員が「良くなった」と感想を述べていました。
当校では、「施設・設備の充実と有効活用をはかる」という努力目標をあげ、取り組みを進めています。中でも体育館は、バレーボールのコートなら2面、バドミントンのコートなら4面を設けられるなど、小学校の体育館としては規模が大きめになっています。そのため日々の授業や、朝礼、各種集会、式典、音楽会、球技大会などの校内行事はもちろん、市内35の小学校の教育関係者が一同に介しておこなう授業参観、市主催のさまざまな研究会、さらに放課後の市民グループによる空手やバスケットボール、バレーボールといったサークル活動など、多彩な用途に用いられています。そのような中、スピーカーの入れ替えを通して体育館の機能を向上できたことに満足しています。
WS-LA232は「アレイ方式」により、音が垂直方向にほとんど拡散しないため、天井方向からの反射が少なく、反響の多い館内にあっても明瞭な拡声を実現します。また距離による音の減衰が少ないので、館内の前方と後方の音量差が少なく、均一な拡声がおこなえます。このように拡声エリアが定まるため、従来スピーカーよりも出力を抑えることができ、不快なハウリングも防止しやすくなりました。
WS-LA232は、新開発の低音用スピーカーと高音用スピーカーを採用した2Way方式により、スピーチ拡声から音楽再生まで幅広く対応。式典や集会、研修会など、多彩な用途に活用される同体育館の運営に貢献しています。
WS-LA232は、ボールなどの衝撃からスピーカーを保護する高耐久性設計を実現。授業やクラブ活動、さらには放課後の市民グループの活動などで、頻繁にバレーボールやバスケットボールといった球技がおこなわれる同体育館の、安心・安全運用をサポートしています。
藤沢市立明治小学校様は、1903年(明治36年)に創立されました。2008年4月現在、1年生から6年生の23クラス、および特別指導学級3クラスに、計約830人の児童が在籍。「笑顔いっぱいの明治の子ども」を学校教育目標に掲げ、日々教育に取り組まれています。
施主 | 藤沢市 |
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納入先 | 藤沢市立明治小学校 |
所在地 | 神奈川県藤沢市 |
納入年月 | 2008年4月 |
納入 | パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 営業本部/神奈川支店 |
取扱説明書・仕様書・CAD等 | |
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施設別システム図 |