2012年1月12日 米国ラスベガスに於いて、業界に先駆けてビデオカメラ、カメラレコーダー映像を半導体メディアに記録する方式としてパナソニックが開発したP2記録フォーマットにテクノロジー&エンジニアリング エミー賞が授与されました。
P2は2003年にデビューしてからファイルベースワークフローによる効率化、駆動部の減少によるメンテナンスコストの削減、そして温度変化、振動、ショックなどに強い高い信頼性を提供し、全世界に22万台を超える機器を出荷しています。
現在、P2カードは高容量化と価格ダウンをしながら最大64GBのカードを提供するとともに、最大1.2Gbpsの転送速度を実現。また、コーデックは10ビット、4:2:2マスタークォリテイのAVC-Intraを既に運用し、次世代の圧縮プラットフォームとして4K 4:4:4クォリティからより低いビットレートまでカバーするAVC-Ultraの開発を進めています。
テクノロジー&エンジニアリング エミー賞は1948年に創設され、パナソニックはこれまで16のエミー賞を受賞し、そのうち12はデジタルビデオ技術分野で受賞しています。今回パナソニックは、CES期間中の米国ラスベガス ベネチアンホテルで開催されたNational Academy of Television Arts & Sciences主催のエミー賞セレモニーで同賞を受賞いたしました。
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